絵のタッチがすごく好きなんで関連イラストがわんさか収録されていることを期待したら、全360頁中半分以上は未単行本化の激レアマンガで予想は大外れ。
ビッグタイトルとなった『ポケモン』に傾倒せず、杉森氏のインタビューを交えながら『クインティン』や『ジェリーボーイ』といったそれ以前の作品にもきっちりスポットを当てているので「作品集」という意味では真摯な作りですが、やはり「画集」的なものを期待すると物足りない。
『ポケモン』も「赤」と「緑」が発売されてから18年も経っている訳ですから「画集サイド」と「資料サイド」の二冊組みなんかで記録集的な書籍発売してくれないかなぁ…。