久しぶりに「とらのあな」行ったら売っとったので買って来た。
かくいう私はガンダムシリーズの中でも取り分け『08小隊』が好きなんですよ。
あのミリタリー色の濃い~世界観。
故・神田監督が担当された前半部分より、故・飯田監督が手掛けた後半の方が、そうした色合いは強まっていくのですが、「軍務と理想」から「最前線」を経て「震える山(前編)」に至る流れは最高。
特にグフカスタムとノリスの格好良さは異常で何度観返したか解りません。
前置きが長くなりましたが、この書籍はそんな『08小隊』のデザイン・コンテ・インタビューなどを集めた資料集でございます。
この手の書籍は当たり外れが激しいのですが、正直これも微妙ですね…(;一_一)
確かにキャラクターやMSの初期設定資料は豊富なのですが、作品やストーリー解説はおざなりだし、版権イラストなども縮小されたのがちょこっと載ってるだけ。
「震える山(前編)」のVHS&LD版パッケージとか超カッコイイのに、なんで大きく載せないんだよ?。
しかもDVDやBD-BOXのパッケージ回りのイラストは皆無だし、これで「決定版」というのは頂けません。
出版するタイミングにも違和感がありますし、とにかく中途半端というのが率直な感想です。
ところで『08小隊』のサントラって権利関係で揉めてるんですかね?。
『0083』みたくDVD-BOX化に伴い再販される事を期待していたのですが出ず仕舞い。
廃盤になっているシリーズ終盤のオーケストラサウンド(俗に言う「ノリスのテーマ」などを含む)を収録した『レコーディッド・イン・プラハ 』がめちゃくちゃ欲しいんだけど、中古を含めどこにも売ってないんですよね…(;´Д`)