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「FUJIFILM X-T1」 すごく気になります!!。

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予告通りフジフィルム創立80周年記念モデルの「FUJIFILM X-T1」 が正式発表されました。
これまでもフィルムカメラライクなデザインやマニュアル操作を追及してきたXシリーズですが今回はISO感度ダイヤルまで追加され、さながらリトルDfって感じに仕上がっていますね。
 
 
目を惹くのは何と言ってもファインダー倍率0.77倍+表示タイムラグ0.005秒という驚異的なスペックを誇るEVF
オリンパスのVF4が登場した時も驚きましたが、それを凌駕してますね。
 
二画面表示や縦位置での表示切り替えなどOVFには出来ないEVFならではの進化が見受けられますが、こういった事を先行する各社(特にSONY)がやらなかったのが不思議でなりません。
 
あとはEVF最大の弱点である撮影直後のブラックアウトをどこまで軽減出来ているかですが、この問題さえクリアすればOVFから乗り換えるって人も多いんじゃないかな?。
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フジフィルムはX-T1をフラッグシップ機とは位置づけていないようですが、スペックを見る限りかなり魅力的な機種に仕上がっていますね。
唯一の難点はシャッター速度が1/4000止まりな事くらいでしょうか?。
ISO 100があるとはいえ、このクラスならばやはり1/8000は欲しかった。
 
Xマウントのカメラとしては初の防塵防滴&マイナス10度の耐低温性を有したのもセールスポイントですが、このあたりは統一基準がないのでどの程度使える代物なのか現時点では不明瞭。
まぁ真摯な物作りをするフジフィルムなので大丈夫だとは思いますが…。
 
しかし肝心の防塵防滴レンズがボディと同時発売orキットレンズとして用意されていないというのはちょっと引っ掛かりますね。
ロードマップが更新され2014年中に18-135mm、16-55mm F2.8、50-140mm F2.8の3本が投入されるとアナウンスされていますが、それまで防塵防滴の恩恵に与る事が出来ないと言うのは残念です。
 
先行するDfやE-M1はレンズ資産を所有している人向けの機種といった感じでピンと来なくて、α7&α7Rもデザインやシャッター音の騒がしさで興味を失ったのですが、このX-T1はグッと来ました。
懐古主義と言われるかもしれませんがデジタル世代であるが故にカメラらしいカメラに私は憧れを持っており、そういった意味でフジフィルムの方向性はド・ストライク。
 
DXフォーマットやm4/3でシステム組んでしまっている手前踏ん切りがつかないのですが、買うなら同じAPS-C規格のD7000とレンズ一式売り払って乗り換えかな?。
けどレンズキットで17万円もするし、今後防塵防滴レンズキットも出るだろうから、取り敢えずヨドバシカメラの店頭に実機が並んでから考えようと思います。