ガッツリ現代劇となると『秒速5センチメートル』以来でしょうか?。
相変わらず見惚れるほどに美しく、緻密で叙情的な背景美術が光っています。
雨の日だけの、約束のない逢瀬。
靴を作ろうとする少年と、歩き方を見失った大人。
"愛"よりも昔、"孤悲"のものがたり。
万葉集から引用したキャッチコピーを含め詩的なフレーズが並びますが、なんかもうこれだけで切ない気持になりますね。
新海作品を構成する要素の1つとして「別れ」がありますが、やはり今回もそういった物語になるのでしょうか?。
『言の葉の庭』は5月31日新緑の季節より公開です。