『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』公開まで1ヵ月と数日なのにこの静けさはなんだろうか?。
いやホントちゃんとした予告映像とか出てこないから全然実感湧かんのですよ…(苦笑)。
もしかしたら内容未確定の11月9日・16日で放送するのかもしれないけど、そこまで待たされたら観ないで劇場行くよって感じです。
んで本題ですが今更ながら『Q』で華麗なる復活を遂げると思われるアスカさんの話。
「ああ、名字変わったもんね」
とかまぁそれもあるんだけど、他のキャラクターが旧世紀版と同じ基本設定から始めたのに対し彼女だけスタートラインが違ったと思うんですよ。
『破』から登場したってのもあるかもしれませんが、同じく途中参加の加持さんはミサトさんと過去に訳ありの二重スパイって同一ポジションなのでやっぱ特別な気がします。
だってもう難しい事抜きにしても新劇場版のアスカってすごく素直で優しい子になってるじゃないですか。
高飛車な態度は不器用さの裏返しだし、「生き物は生き物食べて生きてるのよ」とか真っ当な事言えるし、気になるシンジに手料理作っちゃうし、恋敵のレイの事でも困った時は面倒見ちゃうし、お世辞抜きでお姉さんだよ。
こうなった要因としては旧世紀版の様な強烈なトラウマから来る「1人で生きて行かなくちゃ」という強迫観念や、背伸びしたい年頃には魅力的な大人の男・加持リョウジに特別な感情も抱いていないってのが大きいと思う。
前者に関しては劇中で家族の事に一切触れていないので何らかの確執or貞本エヴァみたいに精子バンク生まれorレイと同じ作られた人間といった可能性もありますが、その事には折り合いを付けてる様なので不安感はあまり感じません。
後者の加持さんへの想いに関してはこれがないから素直にシンジに行けたんですよね。
ミサトさんとの関係もギスギスしないし、もしかして旧劇場版でアスカがああなったのって加持さんの所為?(笑)。
いろいろと苦労しているからこそシンジやレイが許せなかったんでしょうね。
同年代よりもミサトさんと会話している時の方が自然体だったり周りに比べ大人びている反面、、携帯ゲームや人形といったアンバランスなアイテムを好むのは旧世紀版とは逆に「子供らしくいたい」という願望の表れなのかもしれません。
とにかく新劇場版のアスカはエリート意識こそ高くなってますが、自身の気持ちを素直に言葉に出来るので人間関係はこれ以上ないくらい円滑に進んでいると思います。
だからこそ3号機に取り込まれた時の絶望感が半端ないのですが…(苦笑)。
当初より『Q』の予告ではそんなアスカの復活が示唆されていますが、同じ様に復活してより酷い目に遭った旧劇場版のトラウマがある身としてはちょっと怖い(汗)。
まぁ新劇場版は今のところ「絶望」を前にしても足を止めず「希望」に向かって前進しているのでアスカも幸せになってくれると信じています。