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『ワン・ミス・コール』(2008年) -☆☆☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: ONE MISSED CALL
製作: 2008年 アメリ
時間: 88分
原作: 秋元康
監督: エリック・ヴァレット 
脚本: アンドリュー・クラヴァン 
音楽: ラインホルト・ハイル 、ジョニー・クリメック 
出演: エドワード・バーンズ(ジャック・アンドリュース刑事)
    シャニン・ソサモン(ベス・レイモンド)
    アズーラ・スカイ(レアン)
    アナ・クラウディア・タランコン(テイラー)
    レイ・ワイズ(テッド・サマーズ)
    ミーガン・グッド(シェリー)
    ジェイソン・ベギー(レイ)
    マーガレット・チョー(ミッキー)
    デーブ・スペクター(-)

あらすじ

女子大生のベス(シャニン・ソサモン)の友人、レアン(アズーラ・スカイ)の携帯電話から聞き覚えのない着信音が響く。
電話の画面には3日後の日付を示す着信日時、そしてレアンの悲鳴がメッセージとして残されていた。
3日後、レアンが謎の死を遂げてから、ベスの周りで同じような現象が次々と巻き起こりはじめ…。

予告映像

感想

ちょっと人気が出た原作を搾取する今のアニメ業界と同じでハリウッドが手当たり次第にJホラーをリメイクしていた頃に『着信アリ』を元ネタにして作った作品。
これまたテレ東「午後のロードショー」で流れていたので観てみる。
 
私は原作未見であらすじくらいしか知らないのですが、なんともまぁ薄い作品ですね。
予想はしていましたが『リング』の「ビデオ」を「携帯」に置き換えただけって感じで、終わり方も解決したんだか、してないんだか謎で、どこに着地点を作りたかったのか不明瞭過ぎる。
呪いが続くならそれでも良いのだが、なんであんな付け足した様な形にするのだろうか?。
 
んでもってエドワード・バーンズが無駄死に過ぎて泣ける。
なんで着信ないのに主人公の身代わりに死んでんのさ?。
 
目が口のクリーチャーなんかは『サイレントヒル』的で良い感じに不気味なんだけど、どうしてそういう造形になったのかとか明確にされないし出番も少ない。
死に方も『ファイナルデスティネーション』くらい拘ってくれれば良いのに、えらい淡泊で見所足り得ていないのも如何なものか?。
本編時間も88分と短く片手間に作った感が半端なかったです。