旧いまここにあるもの

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日曜洋画劇場45周年特別企画「相棒-劇場版Ⅱ-」を観る。

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先日放送された「相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜」 を観る。
しかしなんだ。
今回は最初の滑り出しからして大味だと感じたのは私だけだろうか?。
 
ミッチーが高いワインを台無しにするエレベーターのシーンとか状況からして犯人が彼女をわざと助けさせたのは見え見えでしょう?。
それに「第一発見者を疑え」じゃないけど彼女が立てこもり犯と何かしらの繋がりがあると考えるのは事件の流れからして当然の筈。
なのに杉下さんは「僕達はとんだ誤解をしていたようです」とかそんな事思いもしませんでした的な事言っちゃって、らしくないじゃないですか?。
 
あと自作自演のテロ事件を計画し外事課の人間を犠牲にした「黒幕」も何故に「影の管理官」「影の管理官」とやたら中二っぽい呼び方されてんのかと。
そのまんま「黒幕」でいいじゃんね?。
 
なんか幕切れもスッキリしないし、曲がりなりにも社会派エンターテイメントとして成立させていた前作ほどの盛り上がりを感じなかった。
結局の所、事件をネタに警視庁と警察庁に巣食う汚い大人達が派閥争いしただけですやん?。
首にした人間に一徳さん殺されちゃうし、あーあって感じ。
こういう官僚の腐敗物って得てしてこんな感じだけど最後に「相棒」らしい一捻りが欲しかった。
 
それと相棒である筈のミッチーが終始「金魚のフン」状態で杉下さんにくっ付いているだけだったのは頂けない!!。
前作の寺脇康文さんみたいな見せ場がきちんと用意されていなければバディ物としては失格ですよ。