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『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』(2009) -★★★☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: CRANK: HIGH VOLTAGE
製作: 2009年 アメリ
時間: 96分
監督: ネヴェルダイン 、テイラー 
脚本: ネヴェルダイン 、テイラー 
音楽: マイク・パットン 
出演: ジェイソン・ステイサム(シェブ・チェリオス)
    エイミー・スマート(イヴ)
    クリフトン・コリンズ・Jr(エル・ウロン)
    エフレン・ラミレッツ(ヴィーナス)
    バイ・リン(リア)
    デヴィッド・キャラダイン(プーン・ドン)
    ドワイト・ヨーカム(ドク・マイルズ)
    ジュラン・チディ・ヒル(-)
    レノ・ウィルソン(-)
    キーオニー・ヤング(-)
    アート・シュー(-)
    ジョセフ・ジュリアン・ソリア(-)
    コリー・ハイム(-)
    ジェリ・ハリウェル(-)
    ビリー・アンガー(-)

あらすじ

自分をハメた悪党との死闘で瀕死の重態に陥った殺し屋シェブ・チェリオス(ジェイソン・ステイサム)だったが、運ばれた病院で心臓を奪われ、バッテリー式の人工心臓を移植される。ところが、それは充電しないと止まってしまうという代物で、シェブは電流を求め、エンジンバッテリー、スタンガン、発電所とところ構わず充電するために奔走する。

予告映像

感想

知識や教養など無用のお馬鹿で下品なカルト映画『アドレナリン』まさかの続編。
あのラストからどうすんの?。
と思ったら3000年の歴史を持つ某国の秘密結社が主人公の心臓を持ち逃げして、代わりに人工心臓ぶっこんだもんだからさぁ~大変。
バッテリーを充電しつつ、自分のハートを追い掛け大暴走。
 
素晴らしきかなマンネリズム
前作とやっている事はこれっぽっちも変わらない
だが悪趣味さ"だけ"は確りパワーアップしている。
 
ジャッキー映画におけるNG集の様に、厳つい顔で携帯をかけるジェイソン・ステイサムは本作でも健在。
初っ端からケツにショットガン突っ込んで脅すとか頭が悪くてホント笑える。
監督はアメリカの堤幸彦とでもいうべきか、本当にバカバカしい映画を撮らせたらピカイチだ。
その癖、映像センスだけは妙に冴えてるからたちが悪い。

常に爆音で音楽を流し、そのノリで撮ったミュージックビデオみたいな展開と、
倫理や道徳なんてクソ食らえと言わんばかりの暴力とエロの応酬で人様(特に女性)には絶対オススメ出来ない。
だが『フリクリ』のぶっ飛び具合と『銀魂』の下品さを許容出来る人であれば試してみる価値はある。
 
ちなみに台詞回しや配役が最高なんで観るなら日本語吹き替え版がオススメ。
実際のキャストもそうだけど、声優さんも何でこんな作品に出たの?と感じる事請け合いです。