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「残念な美人」がヒロインの『僕は友達が少ない』コラカライズ版第1巻を購入。

声優の小林ゆうさんや『超電磁砲』木山先生など「美人であるにも関わらず性格や行動が非常に残念な女性」に対して用いられる「残念な美人」
そんな「残念な美人」がこぞって登場するライトノベル『僕は友達が少ない』のコミカライズ版第1巻を本日購入してきました。
 
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あらすじ
 
ミッションスクールである聖クロニカ学園に転校してきた高等部2年生の羽瀬川小鷹はハーフ故の髪の色や目付きの悪さからヤンキ―と勘違いされ友達が少なかった。
しかしある日の放課後、クラスでも1・2を争う美貌を持った同級生の三日月夜空が教室で1人「エア友達」のトモちゃんと楽しそうに会話している姿を目撃してしまう。
話を聞くと実は夜空もその美しい容姿とは裏腹に不機嫌そうな態度の所為で友達が少ないというのだ。

かくして同じ境遇の2人は「本当の友達」を作るべく隣人部という部を立ち上げるのだが、彼等の思いとは裏腹に入部を希望するのは同じく「友達が少ない」一癖も二癖もある残念な人々であった…。
 自分は原作ファンという訳では無く、コミカライズ版の表紙に惹かれて買ったクチなので作品に触れるのは今回が初めてとなります。
小鷹「ヤンキーに勘違いされる主人公」という設定はよく聞きますが、夜空をド直球で「容姿以外は残念なヒロイン」として押しているのは新鮮というか凄いと思います。
(まぁ「涼宮ハルヒ」とかも残念なヒロインと言えば残念なヒロインなのですが…) 
 
夜空の他にも、
性格以外はパーフェクトな金髪お嬢様・柏崎星奈や、女性と見間違える程の美少年ながら残念過ぎる思考の持ち主である楠幸村などなど、
完璧に見えてどこか抜けている面々が「友達作り」に邁進する姿が描かれる「残念系・青春ラブコメとなっています。
 
1巻では友達を作る為に「モン○ン」をやり込んだり、対人能力を鍛える為に「と○メモ」をプレイしたり、、頭の弱いショタ属性の後輩を面白半分で入部させたりと笑わせてくれます。
絵柄が時折「パワーパフガールズ」「The World of GOLDEN EGGS」などカートゥーン調になるのも爆笑ポイント。
 
好感度をかなぐり捨てた美少女達の醜態の数々(笑)には好き嫌い分かれそうですが、最近はこういった作風が流行っているので今後のメディア展開を含めてチェックしておくべき作品かもしれません。
 
というか『とらドラ!』にしても『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』にしてもコミカライズされた直後にアニメ化が発表されたので、本作ももしかしたら・・・。