自分は原作ファンという訳では無く、コミカライズ版の表紙に惹かれて買ったクチなので作品に触れるのは今回が初めてとなります。
小鷹の「ヤンキーに勘違いされる主人公」という設定はよく聞きますが、夜空をド直球で「容姿以外は残念なヒロイン」として押しているのは新鮮というか凄いと思います。
(まぁ「涼宮ハルヒ」とかも残念なヒロインと言えば残念なヒロインなのですが…)
夜空の他にも、
完璧に見えてどこか抜けている面々が「友達作り」に邁進する姿が描かれる「残念系・青春ラブコメ」となっています。
1巻では友達を作る為に「モン○ン」をやり込んだり、対人能力を鍛える為に「と○メモ」をプレイしたり、、頭の弱いショタ属性の後輩を面白半分で入部させたりと笑わせてくれます。
好感度をかなぐり捨てた美少女達の醜態の数々(笑)には好き嫌い分かれそうですが、最近はこういった作風が流行っているので今後のメディア展開を含めてチェックしておくべき作品かもしれません。
というか『とらドラ!』にしても『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』にしてもコミカライズされた直後にアニメ化が発表されたので、本作ももしかしたら・・・。