旧いまここにあるもの

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2010年・春。アニメ新番チェック!!(『会長はメイド様!』『HEROMAN』『AngelBeats!』『いちばんうしろの大魔王』)

季節の変わり目は番組の変わり目。
春の新番組ラッシュでHDが埋まって行く日々の始まりです(苦笑)。

        『会長はメイド様!』

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設定にやたらと男性向け作品の匂いを感じる少女マンガ原作の「会長はメイド様!」。
気の強い女性キャラが大好きな私しては主人公・鮎沢美咲の性格はかなりツボでして、時折見せる弱い部分に完全にノックアウトされてしまいました(笑)。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの藤村歩さんが御声を担当している点もポイント高し!!。
(ただ叫ぶと『ブラスミ』のセシリーとか『クゥエイサー』のまふゆと混同してしまう私のオタ脳が悲しい…)
 
1話に関して言えば所謂少女マンガ的な展開と言うよりは、むしろラノベっぽい雰囲気ですんなり観る事が出来ました。
ただ舞台となっている学校が共学になったばかりの元男子校という設定らしいのでこれから美男子がわんさか?出てくるのでしょうが、何気にメイド喫茶で働く女性キャラクター達も可愛くキャストも神憑っているので、男子は男子、女子は女子でそれぞれ楽しめそうな作品だと感じたのですが2話以降どうなるかな?。

           『HEROMAN』

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本作は『X-MEN』『スパイダーマン』などの有名キャラクターを生み出したアメコミ界の重鎮スタン・リーと、『鋼の錬金術師』『交響詩篇エウレカセブン』などを手掛けた日本のアニメーションスタジオ・ボンズがタッグを組み、世界展開を視野に入れて制作された作品となっています。
 
まぁ良くも悪くもアメリカンテイスト爆発って感じのコテコテの展開が見所。
いじめられっ子が拾ったロボットが雷に打たれて正義のロボットに変身する。なんて今更感丸出しのストーリーを日本が誇る一流の作画スタッフが大真面目に映像化しているもんだから、このギャップは半端じゃない!!。
 
ロボットのカラーリングはまんま星条旗で、敵の宇宙人は巨大なゴキブリという潔過ぎるデザインはある意味逆にピンポン(笑)。
子供向け作品なのにスタッフは超強力な布陣なので、神回を期待しつつ毎週チェックしようと思います…。

『AngelBeats!』

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ソフトハウス「key」の代表作にして美少女ゲーム業界においても名作との呼び声高い『Kanon』『AIR』『CLANNAD』『リトルバスターズ!』でシナリオライター及びコンポーサーとしてその才能を如何無く発揮した麻枝准さんが新たに仕掛ける完全新作オリジナルアニメーションがこの『Angel Beats!』。
死後の世界を舞台に理不尽な運命を強いる神への反逆を誓った少年少女と、神の使いとして彼等の前に立ちはだかる天使の戦いを通して「人生」という壮大なテーマを描く注目作です。
 
生前の記憶の無い少年
死後の世界。
死ねない体。
日々繰り広げられる戦い。
天使と呼ばれる少女。
ゲリラライブと食券…。
 
初っ端から視聴者は記憶を無くした主人公と同じく、何の予備知識も無いままにこの世界に突然放り込まれます。
唐突過ぎて混乱必至の第1話ですが、圧巻のライブシーンや天使との戦いなどアニメ的な見所も用意しつつ、独特の世界観や美麗な音楽によって作品世界にぐいぐいと引き込まれる事請け合い。
 
主人公は何者なのか?
天使とは何か?。
何故戦うのか?。
この世界は一体?。
神への反逆の行き着く所とは?。
 
謎が散りばめられた正に序章と言える第1話は瞬く間に終了。
全体的にシリアス調でしたが智代よろしく連続コンボが炸裂するギャグシーンなんかもちょいちょいありました(笑)。
次回以降どういった展開が待っているのかとても気になる作品です。
 
ラストはハッピーエンドだと良いな…。

『いちばんうしろの大魔王』

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地上波版はアレでしたがAT-X版だと色々解放されていた様でして、どうやら本作が今期のエロ担当アニメみたいです(笑)。
エロとはいっても、解り易いラブコメサービス展開だったり、魔法で吹き飛ばされると服が破けたりなんかする、一昔前ならば全然OKだった様な健全なお色気シーンの事なんですがね…。
 
そんな『いちばんうしろの大魔王』の第1話で何と言ってもインパクトがデカかったのは初っ端のパンチラならぬフン(ドシ)チラシーンでしょう(笑)。
意味不明のアイコンが表示されましたが全く意味を為していないってのがまた…(爆)。
 
まぁ地上波版は色々なシーンで自主規制していますが某『クイーンズブレイド』や『聖痕のクゥエイサー』みたいに画面が支離滅裂な状態にならない様に工夫して作られているので観ていてストレスは感じません。
セキレイ』や『ストライクウィッチーズ』みたいにコレはコレで有りかな?と思える出来なので良かったです。
 
ちなみに私が作中で一番ツボだったのは、将来の職業を言い当てる「ヤタガラス」の声が白鳥哲さんだった事でして、
白鳥さんが相変わらず変声担当だったのが嬉しい様な悲しい様な複雑な気持ちになりつつもニヤニヤしていました…(笑)。