1月から始まった作品は『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』・『おまもりひまり』・『バカとテストと召喚獣』・『ひだまりスケッチ×☆☆☆』・『おおかみかくし』・『デュラララ』・『はなまる幼稚園』・『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド』・『聖痕のクェイサー』・『のだめカンタービレ フィナーレ』・『刀語』をチェックしており、一部流し観or2倍速視聴に降格した作品もありますがHDに貯める事なく順調に消化出来ています。
現状6話目が放送された辺りですが個人的に今期の注目作は以下の3作品に絞られました。
1話を観た瞬間に感じた事ですが、この作品とにかく背景美術が素晴らしく「祭りに湧く街の喧騒」「早朝のひんやりとした空気」「大地を潤す雨の匂い」など、劇場作品顔負けの情緒溢れる描写に毎週唸らされています。
TVシリーズですがスペインまで出向いてロケハンをする等並々ならぬ拘りを感じ、世界観や劇中に流れる空気感や雰囲気は近年の作品の中でもピカイチ。
世界観が魅力的な『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』
1話を観た瞬間に感じた事ですが、この作品とにかく背景美術が素晴らしく「祭りに湧く街の喧騒」「早朝のひんやりとした空気」「大地を潤す雨の匂い」など、劇場作品顔負けの情緒溢れる描写に毎週唸らされています。
TVシリーズですがスペインまで出向いてロケハンをする等並々ならぬ拘りを感じ、世界観や劇中に流れる空気感や雰囲気は近年の作品の中でもピカイチ。
同時に演出方法も魅力的で、第4話の海に生物が住めなくなってしまった事をイルカの硝子細工と数行のセリフだけで表現してしまうシーンは個人的にグッと来ました。
物語の端々から劇中世界が現代文明が滅んだ後の未来世界である事を匂わせる描写も好みだったりします。
物語の端々から劇中世界が現代文明が滅んだ後の未来世界である事を匂わせる描写も好みだったりします。
現時点では主人公のカナタが同じ駐留部隊の仲間や街の人々と交流し成長して行く姿がメインに描かれていますが、休戦中とは言え舞台が曲がりなりにも国境の街でありメインキャラクターは皆軍人なので今後どういった展開になるか心配でなりません。
吉野脚本でもありますし鬱にならない事を祈ります…。
監督が大沼心さんとあって新房監督譲りの斬新な演出とビビットな色彩感覚、そして随所に散りばめられたパロディー要素が観ていて非常に面白い作品。
吉野脚本でもありますし鬱にならない事を祈ります…。
観ていて単純に楽しい『バカとテストと召喚獣』
監督が大沼心さんとあって新房監督譲りの斬新な演出とビビットな色彩感覚、そして随所に散りばめられたパロディー要素が観ていて非常に面白い作品。
登場キャラクターも皆活き活きとしており、毎回炸裂する「バカを極めし主人公の明久」「ツンデレヒロイン美波」「ムッツリーニの異名を持つ康太」によるトリオ芸を筆頭に、「おっとり才女のヒロイン瑞希」や「策士に見えて実は面倒臭がり屋の雄二」そして「美波より女性らしい扱いを受ける秀吉(男)」によって繰り広げられるドタバタ劇は、誰が言ったか「バカコメ」というジャンル名がピッタリ当て嵌まります。
単純明快かつギャグシーン満載で笑わせてくれるだけでなく一週間の活力まで与えてくれる『バカテス』は、ハイテンション・ラブコメの傑作『瀬戸の花嫁』に通じる物があり、個人的に今期一番楽しめている作品です。
池袋を舞台に一癖も二癖もある多種多様な登場人物達が繰り広げる、アクションあり、サスペンスあり、オカルトありの群像劇。
『バッカーノ!』の原作者&アニメスタッフが再結集して制作されているだけあって一筋縄ではいかない不思議な魅力を放っています。
プロットが秀逸な『デュラララ!!』
池袋を舞台に一癖も二癖もある多種多様な登場人物達が繰り広げる、アクションあり、サスペンスあり、オカルトありの群像劇。
『バッカーノ!』の原作者&アニメスタッフが再結集して制作されているだけあって一筋縄ではいかない不思議な魅力を放っています。
この作品とにかく登場人物が非常に多く毎週違うキャラクターの視点で物語が展開する為、シリーズを通して主役と言えるキャラクターが存在しません。
一貫しているのは「池袋」で起きた出来事を描いているという点で、ある意味本作の主役は登場人物ではなく「池袋」という街その物と言った方が正しいかもしれません。
一貫しているのは「池袋」で起きた出来事を描いているという点で、ある意味本作の主役は登場人物ではなく「池袋」という街その物と言った方が正しいかもしれません。
其々の人生がこの街で時に交差し時にぶつかり合いながら展開していく物語は不思議な魅力を放っており非常に興味を惹かれる作品となっております…。