満を持してスタートした『刀語』第一話「絶刀・鉋」を観ました。

大ヒット街道を驀進中の『化物語』に続く、西尾維新アニメプロジェクト第２弾『刀語』の放送が遂にスタートしました。
放送形態は月１回・１時間のスペシャル番組という特殊な形になっており、これを１年掛けて全12話放送するそうだ。

本作もさすがは西尾作品と言うべきか会話劇の面白さが半端じゃない。
息つく暇もなく畳み掛けるセリフの応酬も相変わらずで収録はさぞ大変だった事だろう。
アニメーションとしては口だけ動かせば良いので作画スタッフには好評だったと思うが…(笑)。

地味になりがちな時代劇という題材だが要所要所に確りとアクションシーンが用意されており独特の会話劇とのメリハリが効いていて飽きる事無く楽しめた。

個人的には西尾作品特有のマイペース・ヒロイン「とがめ」が予想以上に魅力的で、田村ゆかりさんのやんちゃ系演技も相まって非常に可愛かったです。
主人公の「鑢七花」に「わたしに惚れていいぞ」と言い放つ辺りも実に西尾作品らしいキャラクターで、この２人が今後どういった旅をするか楽しみで仕方ありません。