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TVで『相棒-劇場版-』を観た。

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TV版もチャンスがあればちょくちょく観ている『相棒』
先程、日曜洋画劇場で(邦画だけど)『相棒-劇場版-』』が放送していたので観ました。
いゃ~思った以上に社会派作品でしたよ。

予告映像では派手な面だけ押し出していましたが、実際は現日本の政治・報道・大衆を巧みに風刺したストーリーにふむふむと納得しっぱなし。
右京さんと犯人の駆け引きはチェスという散々使われた表現でしたがメリハリの効いた演出で全然飽きませんでした。

回想シーンの海外ロケ(たぶんタイとかかな?)の、本物の戦車とか使ったシーンは迫力あり(別にドンパチはありませんよ)。
後半のマラソンシーンもすごい数のエキストラを投入しチープさはまったく無し!!(実際の映像とかも使ったのかね?)。
物語も一番の山場を越え派手さがなくなっても人間ドラマで魅せてくれる!!。
普通に楽しめましたよ。映画館で観たいかどうかは別としてですがね…(苦笑)。


最後に二つだけ気になる点があって。

1.
ゲリラの処刑方法は見せしめの意味もあるので銃殺ってのは如何なんでしょう?(まぁその設定はきちんと後半に生きてくるので許せますが…)。

2.
柏原崇くんの演じた実行犯の扱いが真犯人に比べて酷くね?。
浜ちゃん(笑)は救われた上に娘に看取られて死ねて、何で彼は青酸カリ飲んで苦しんだ挙句に死体も爆発でボッロボロにならにゃいかんのかと…どっちも自分でやったんだけどこの差は何?。
彼だって死んだ親友の事を想ってやったのにさ~。もうちょっとその辺りもアフターケアして欲しかったな。
どんな人物かあんまし説明も無かったし…。

この二点はどうにも違和感がありましたね。
後は概ねOKです。ごちそうさまでした(笑)。