製作 2008年 日本
時間 115分
監督 平尾隆之
原作 奈須きのこ
脚本 平松正樹
音楽 梶浦由記
声の出演
坂本真綾(両儀式)
鈴村健一(黒桐幹也)
本田貴子(蒼崎橙子)
藤村歩(黒桐鮮花)
東地宏樹(秋巳大輔)
中田譲治(荒耶宗蓮)
柿原徹也(臙条巴)
遊佐浩二(コルネリウス・アルバ)
時間 115分
監督 平尾隆之
原作 奈須きのこ
脚本 平松正樹
音楽 梶浦由記
声の出演
坂本真綾(両儀式)
鈴村健一(黒桐幹也)
本田貴子(蒼崎橙子)
藤村歩(黒桐鮮花)
東地宏樹(秋巳大輔)
中田譲治(荒耶宗蓮)
柿原徹也(臙条巴)
遊佐浩二(コルネリウス・アルバ)
あらすじ
ある夜、両儀式は街角で臙条巴という少年を助ける。彼は自ら「俺は人を殺した」と告白するが、式は動じず行く当ての無い巴を家に招く。
突如始まった奇妙な共同生活の中、徐々に式に惹かれて行く巴。
だが街で自らが殺した筈の両親を目撃、その話を聞いた式は巴と共に殺害現場であるマンションに出向く。
しかしそこは式を捕らえるべく魔術師、荒耶宗蓮の用意した矛盾を孕んだ螺旋の結界だった…。
予告映像
感想
各章の時間軸がバラバラな『空の境界』において、この『矛盾螺旋』はその内容自体がバラバラな時間軸で展開する。独特のシーン運びと繰り返される場面。
出来事を傍観する様な視点と観客を引き込むセリフの数々。
太極図のアイキャッチで陰と陽を表すが如く「式&巴」視点と「橙子&幹也」の視点が劇中で入れ替わる。
ここで其々の視点が女性と男性の組み合わせである事も太極図の意味する所と通じる。
そして三度目のアイキャッチで陰と陽が混ざり合い結末へと至る。
これ等の演出・構成は原作の力もあるのだろうが非常に興味深く魅力的に感じた。
出来事を傍観する様な視点と観客を引き込むセリフの数々。
太極図のアイキャッチで陰と陽を表すが如く「式&巴」視点と「橙子&幹也」の視点が劇中で入れ替わる。
ここで其々の視点が女性と男性の組み合わせである事も太極図の意味する所と通じる。
そして三度目のアイキャッチで陰と陽が混ざり合い結末へと至る。
これ等の演出・構成は原作の力もあるのだろうが非常に興味深く魅力的に感じた。
素晴らしい作画で展開する怒涛の超絶アクション。
ゲストキャラクターである臙条巴の成長と生き様。
血沸き肉踊る圧倒的なクライマックス等。
四章までの『空の境界』は時間的にも内容的にもOVAの様だったが『矛盾螺旋』は劇場版の名に恥じない、1つの映画として十分に楽しめる出来でした。
ゲストキャラクターである臙条巴の成長と生き様。
血沸き肉踊る圧倒的なクライマックス等。
四章までの『空の境界』は時間的にも内容的にもOVAの様だったが『矛盾螺旋』は劇場版の名に恥じない、1つの映画として十分に楽しめる出来でした。
さてこの第五章の私的ベスト・オブ・萌えシーンは、幹也の部屋の鍵をねだる式。
そして一番笑えたのは、橙子さんがロケットペンシルで幹也とのジェネレーションギャップを実感する場面です(笑)。
暗めな本編に、ちょいちょいこういったシーンが組み込まれているのも飽きが来なくて良かったです。
いゃ~私こう言った遊び心は大好きですよ!!(笑)。
そして一番笑えたのは、橙子さんがロケットペンシルで幹也とのジェネレーションギャップを実感する場面です(笑)。
暗めな本編に、ちょいちょいこういったシーンが組み込まれているのも飽きが来なくて良かったです。
いゃ~私こう言った遊び心は大好きですよ!!(笑)。
多少難解な内容ですが、個人的には単純な作品より頭使う作品の方がずっと好き。
押井作品とかと同じで繰り返し観る楽しみが生まれるから。
ホント非常に面白かった~星五つ!!。
押井作品とかと同じで繰り返し観る楽しみが生まれるから。
ホント非常に面白かった~星五つ!!。