旧いまここにあるもの

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TV放送『L change the WorLd』観賞。

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言わずと知れた『デス・ノート』からのスピン・オフ作品。
月との決戦において"自らの名前をキラよりも先にデスノートに書き込む"事で勝利したL。
自ら記した死の期日までの数日間に起こった事件と。ある少年と少女との出会いを描く。


さぁ怒濤のツッコミ・タ~イム!!。

まず冒頭で某国の辺境の村での実験で軍も関与していた理由が不明。
気化爆弾を投下し、脱出したワタリの部下をヘリで追撃までする協力をどう取り付けた?。

そこまでスポンサーとして軍が関わっているなら、日本国内にもプロの人員寄こせばよかったじゃん。
あんな素人の男女じゃすぐ捕まるよ普通?。
てかナンちゃんのFBIは何をした(笑)。

これって意味不明にホラー描写いれる必要あるの?。
監督の得意分野なのは分かるが、死んだと思ったらガラスにビタッ!!はなんか過剰演出で目に付いたよ。
「違う違う作品違うよ!!」って(笑)。

Lもっと頭使えば、態々隠れ家出なくて良かったじゃん。
てかなんで隠れ家の場所を最初に素直に教えるのか不明。
だってキラ捜査の時に警察官にすらあれだけ慎重だったんだから、普通ダミーの住所教えるでしょ?。
いくらワタリの信頼していた人物からの頼みだってあれはLらしくない。

逃亡シークエンスで、金銭的には十分余裕があるであろうLが何故チャリなのか不明。
脚力は月と殴り合いで華麗な足技使ってたので自身ありそうですが、確かヘリも操縦出来たよね?(原作でだけど)。
まぁバイクとか車だとか、それじゃ絵にならないのは認めるけど理由はしっかり描いて欲しかった。
それ以前に何故あのクレープトラックで行かない?。
FBIいんだから、素人に毛が生えた様な連中屁でもないじゃん。てか返り討ちにして万事解決!!。
乗るんならせめて電動アシスト自転車とか使ってくれたら「なんかそれっぽい!!」とか思ったんだけどね…。
必死にこぐ少女の横を飴舐めながらスイ~とか(笑)。

研究所であれだけ同僚が殺されて、そこの研究員でただ一人生き残った人間がどうして堂々とTV出れる?。
警察疑うだろ?。てか第一容疑者だろ?。国外とか論外だろ?。

Lマジ走り。そしてアクション。
走りは原作でも描写が無いから、実際出来ても何ら不思議でないのだが違和感バリバリ。
だが飛ぶのはギリあり。
原作に無いアクションをやった実写スタッフの努力は認めよう!!。

最後はちょっと原作ファンには嬉しい終わり方だったかも。
漫画だと直接言えなかった事を直接言っていた。
後継者に自分の言葉で意思を託すのは綺麗だったと思う。


Lと少年少女の触れ合いは良いと思うけど、其処に細菌兵器入れたのが余計かな。
全体のバランスがね~。

どっちかに専念すれば感動巨編orサスペンス大作になったと思う。
前者ならば別にLである必要ないけど。後者ならもっとLらしい推理とか駆け引きが見れたと思う。
もうね駆け引きとか無いもん。
相手の知能指数が低すぎて(笑)。
それに対して馬鹿正直に生身で向かって行くLも知能指数が低いんだけど…(苦笑)。
ジョン・マクレーンだってこれ位出来るよ。
別に走っても良いし。アクションやっても良いけど。なんかこう「わぉ!!」と思えるシーンが欲しかった。

まぁ月以上の相手は出せないだろうけどさ…いっその事AI(人工知能)が敵とかだったら面白かったかもね。
あっ…それじゃSFか(笑)。

そんな感じです。