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『リベンジ・リスト』(2016年) -★☆☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: I Am Wrath
時間: 91分
製作: 2016年 アメリ
音楽: ハイム・メイザー
出演 ジョン・トラボルタ(スタンリー・ヒル
    クリストファー・メローニ(デニス)
    アマンダ・シュル(アビー)
    サム・トラメル(ギブソン刑事)
    パトリック・セント・エスプリト(メザーブ州知事
    レベッカ・デモーネイ(ビビアン)
    アサンテ・ジョーンズ(ウォーカー刑事)
    ポール・スローン(レミ・K)
    ルイス・ダ・シルバ・Jr.(チャーリー)
    ジョーダン・ウェーレン(マイク)

あらすじ

目の前で強盗に妻を殺され元特殊部隊員のスタンリー。
犯人は逮捕されるが、後ろ盾があるためすぐに保釈されてしまう。
警察やその上の権力者まで関与し事件のもみ消しを図る中、スタンリーは自らの手で報復を開始する…。

予告映像

感想

ここ数年パッとしないジョン・トラボルタが『ジョン・ウィック』の二番煎じで起死回生を狙った『リベンジ・リスト』を鑑賞。

家族を殺された元特殊部隊の凄腕隊員が悪党どもを血祭りにあげるリベンジアクションと言えばB級映画好きは期待するところだが、『ジョン・ウィック』のようなキレも『イコライザー』ほどのストイックさも『狼の死刑宣告』みたいな振り切れたバイオレンス要素も無し。
何より『96時間』と違って主人公の手際が元プロとは思えないほど悪く、即行で対象に顔バレしたかと思えば、それによって親類に魔の手が及ぶことを想定できない素人っぷりにただただ呆れるばかり。

行き当たりばったりで敵のねぐらに踏み込む度ピンチに陥るなど観ていてイライラする展開ばかりで、いわゆる「喧嘩を売った相手がスーパーソルジャー」系作品を期待するとガッカリすること請け合い。
こんなんなら前記の『狼の死刑宣告』のように主人公を一般人設定にした方がまだ説得力があったのではないか?。