旧いまここにあるもの

Yahoo!ブログ時代のアーカイブ。記事内のリンクが上手く機能しなかったり、タイトルが文字化けしたり、画像のアスペクト比が可笑しいのはダメダメな移行機能の所為。新ブログはこちら→https://imakokoniarumono.hatenablog.com/

2017年9月終了アニメあれこれ

某作品で監督が降板させられたと話題ですが、来期スタートの『WUG』の新章から発起人であるヤマカンが外された時はこんな騒動にならなかったのにと思った私です。
別にアニメの2期で監督以下主要スタッフが変わるなんてザラなのに(来期は『血界戦線』だって変わってる)、どうして今回に限って抗議だ署名活動だという展開になったか謎。
ツイートしないだけで今まで変更された人達だって色々思う所はあったろうに…。

取り敢えず今期終了作品で観ていた(流し観含む)タイトルは以下の通り。
Re:CREATORS』『賭けグルイ』『ひなろじ~from Luck & Logic~』『ナイツ&マジック』『バトルガール ハイスクール』『異世界食堂』『アホガール』『徒然チルドレン』『アクションヒロイン チアスポーツ』『セントールの悩み』『プリンセス・プリンシパル』『天使の3P』『NEW GAME!!』『サクラクエスト』『ようこそ実力至上主義の教室へ』『ゲーマーズ!』『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』『メイドインアビス

例によって『賭ケグルイ』や『実力至上主義の教室へ』など原作継続作の唐突な終わり方には苦笑いだし、切りが良いところまで進めるにしても『ナイツ&マジック』の強引な超ダイジェスト展開もどうかと思ったり思わなかったり…。

イメージ 2

P.A.WORKSの鉄板お仕事アニメ第3弾限界集落過疎娘』サクラクエスト』。
手違いから片田舎に派遣された若者で馬鹿者で余所者の主人公が個性的な町民と共に町興しに奮闘する物語は安定した面白さがあったものの、実在の地域を舞台にした『花咲くいろは』や、業界ネタを詰め込んだ『SHIROBAKO』のようなプラスアルファの要素が乏しく、終盤の盛り上がりを含め聊か地味で見劣りしてしまったのが残念。
通して観ればちゃんと面白いのですが、それだけではヒットに繋がらない時代ですからねぇ…。

イメージ 3

続編物だと『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』は課金パワーで相変わらずのハイクオリティでしたが、後半はハードな展開にシフトしてかなり雰囲気が変わりました。
いや前回もハードな部分はあったのだけど、ムガロくんがアレサンドに刺殺されたり、1作目の主要キャラだったカイザルが命を落としたのが衝撃的で、かと思えば死亡フラグの塊だったシャリオスが生き残ってニーナと一緒になるなど意外な幕引きに驚かされました。

正直バハムートとの決戦は前作のアップデートでしかなく、ようやく決着がついたと思ったらファバロが「まだ死んでない」とか妙なフラグを立てやがって、次は劇場版でもやるんですかね?。

イメージ 1

原作物ではメイドインアビス』がスタッフ&キャストの並々ならぬ気合を感じ印象に残っています。
タイトルで勘違いした人も多そうですが、ファンタジー世界でガチな冒険(探検という方が正確かな?)をする作品で、サバイバル要素も強ければ、その中でエグイ描写やホラーな演出、更に変な性癖に目覚めそうな要素てんこ盛り。

最終回はCV吉良吉影な鉄仮面の胸糞人体実験で全視聴者のSAN値直葬
精神をゴリゴリ削る展開をあのキャラクターでやるもんだから余計辛い…。
CV井澤詩織さんが合い過ぎなナナチのミーティへの想いが、もう…ね…。

これも原作継続作なので肝心要のリコとライザの再会は実現しないまま文字通り「私たちの冒険はこれからだ!!」で終わったんだけど、最初に書いたように作り手の熱量を感じる仕上がりで「これで終わり?」というより「良い物を見せてもらった」という気持ちの方が強かったです。

テンプレじゃない声優さんの演技もさる事ながら、背景美術がテレビアニメとは思えないくらい美しく、往年のジブリ作品やファンタジーな風景が好きな人ならそれだけで楽しめたのでは?。