劇場公開時の素人吹き替えで非難を浴びる→金曜ロードSHOWで地上波初放送・新吹き替え版を作ります!→満を持してのプロバージョンか、日テレよくやった!!→玉木宏を山本耕史、木村佳乃を仲間由紀恵に変更します!!!→「はぁ?」
という流れで新たな火種を投下した現在放送中の『ジュラシック・ワールド』を怖いもの見たさでチェックしている私です。
ほら、まぁ、仲間由紀恵さんは一時期声優として売り出していた時期があったし、劇ナデでラピス・ラズリとかやって…おっと誰か来たようだ。
しかしなんだ、これってホント誰得なんですかね?。
観る方は棒読み演技で気分が悪くなり、やる方だって叩かれて嫌な思いをする。
これで一体誰が幸せになるのか?。
この話題を出すと決まって「文句言うなら英語音声・字幕で観ろや!!」と的外れな横槍を入れてくるアホがいますが、そういう奴等って「J-POPなんてダセェ。俺は断然洋楽だぜ!!」とか言って悦に浸ってるお子様と同じだから全く話にならない。
吹き替えというのは文字数に制限がある字幕では表現し切れない作品の魅力を伝える重要な手段であり、れっきとした映画の楽しみ方の1つです。
それによって市民権を得た作品も数多く存在しますし、私は洋画を吹き替えで観る事を恥じる必要なんて無いと思っています。
問題は本来それを尊ぶべき映画会社が率先して素人を起用し、その価値を貶めている事で、私はそれが何より嘆かわしい。
こんな事で作品の質を落として映画を作った人たちに対しても失礼だと思わないのか?。
あと吹き替えの話題から離れますが、金ローってCMとか本編が始まる前の前口上が頭悪すぎて見るに堪えませんね。
「この作品は世界中でヒットしたんだ。だからすげぇ面白いんだ」
と、馬鹿の一つ覚えみたいな言葉を羅列して盛り上げるんだけど、それがお寒いことこの上ない。
ちなみに「モササウルス最強伝説」な『ジュラシック・ワールド』に関してはレビューでも書きましたが、全ての元凶であるヒロインが心の底から嫌いです。
子供の世話を押し付けた女性秘書が酷い死に方をしている横で、当のコイツは何の責任も罪の意識も抱かずマッチョなイケメン彼氏をGETとか、『ディープ・ブルー』みたく最後の最後で恐竜に喰われれば良かったんだよ…(-_-メ)