『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』 第5話 「赤い空の向こう」

BDの収録内容と巻数を見るに2クールっぽい『鉄血のオルフェンズ』第5話。

某「グレン団」と違い野郎ばっかな「鉄華団」に三日月を追って紅一点のアトラ嬢が入団。

これは完全に押しかけ女房ですわ。

今回からいよいよ宇宙戦に突入しましたが三日月は無重力戦闘が初めてなのによくこんな動けますな。

これも直感的な操縦や空間認識能力の拡大を可能にする「阿頼耶識システム」のお陰なのかね?。

ガラス貼りの落ち着かないオフィスでふんぞり返っていたコーラル指令が出撃早々バルバトスにコックピットを貫かれ戦死。

鹵獲されたクランクの機体を見て激高したアインも軽くあしらわれて涙目なのですが、このキャラ後々化けそうなのに今のところ全く見せ場がありませんな(苦笑)。

一方、トドの裏切りを予見し密かに計画を前倒ししていたオルガが「イサリビ」と合流。

後方から迫る敵部隊を退けるため、資源衛星にアンカーを打ち込んで緊急回頭～攻撃しつつ側面をすり抜ける作戦は『ガンダムSEED』のムウ・ラ・フラガを彷彿とさせます。

こういう手順を踏んだ戦闘シーンは大好物です。

ガエリオとマクギリスを相手に苦戦する三日月。

マクギリスはバルバトスの挙動からウィークポイントを判断し攻撃→それをフィードバックし二撃目をかわす三日月と、この２人何者なんですかね(汗)。

言動がいちいち咬ませ犬っぽいガエリオも声だけでガンダムのパイロットが三日月だと気付くなど耳と記憶力は良いみたいですが、そんな相手を「チョコレートの隣の人」「チョコレート人」と認識している三日月に大爆笑。

『スクライド』のカズマよろしく、興味のある相手以外名前を覚えない系主人公ですね。分かります!。

追撃を振り切り無事イサリビに帰還した三日月を出迎える姫様とアトラ。

両手に花とはさすが主人公さまである。

仕事をきっちりこなす昭弘や、何かとオルガに喰って掛かるユージンのファインプレーなど、今回はサブキャラの見せ場もふんだんに用意されていて面白かったです。

それにしてもCGSの幹部連中は即行射殺されたのに、トドはよくボコられて島流しにされる程度で済みましたねぇ…。

だって