という訳で衝撃のアニメ化が発表された『機動戦士ガンダム サンダーボルト』第6巻を購入。
何れはアニメ化するだろうと思っていましたが、劇場で『THE ORIGEN』、TVで『鉄血のオルフェンズ』を放送しているこのタイミングで告知されたのは正直意外でした。
何れにせよ楽しみです。
さて肝心の原作第6巻ですが、今回は南極を舞台に妻子を殺され復讐に燃えるカウフマン少佐率いるジオン残党軍のゴッグ部隊と、その奇襲によって仲間を失い怒り狂う連邦軍のビアンカが駆るガンキャノン・アクアの憎しみが憎しみを生む戦いが描かれます。
連邦軍の水中専用MSの少なさに着想を得たエピソードとなっており、太田垣さんがデザインした水中戦仕様のジムやボールが続々登場。
音楽によってビアンカと心を通わせたイオが彼女のピンチにアトラスガンダムで駆けつける本作では珍しいヒロイックな展開も用意され、強敵を前にジオン側もMA・グラブロを投入するなどガンダム然とした戦闘シーンが満載。
ビアンカの助けを得て深海から奇跡の生還を果たすイオ。
仲間の死を悼む両軍の生存者たち。
そして連邦軍の中に「南洋同盟」のスパイの存在を匂わせたところで第6巻は終了。
今回ももの凄い密度で読み応えがありました。