旧いまここにあるもの

Yahoo!ブログ時代のアーカイブ。記事内のリンクが上手く機能しなかったり、タイトルが文字化けしたり、画像のアスペクト比が可笑しいのはダメダメな移行機能の所為。新ブログはこちら→https://imakokoniarumono.hatenablog.com/

『血界戦線』 第03話 「世界と世界のゲーム」

 
BDにはディレクターズカット版を入れてくれないと納得がいかない『血界戦線』第3話。
初回からそうですが不自然な間とか、圧倒的な説明不足感とか、唐突な場面展開なんかが多過ぎますよ…(;一_一)
 
特に今回、ドン・アルルエルの対局部屋の時間の流れについて言及しなかった事が本当に信じられない。
K・Kの足元にある吸殻の数から察する事はできるかもしれないが、ここまで来るともはや不親切レベルである。
 
あと原作ファンとしてはザップの尻に潰され瀕死のレオナルドを心配するソニックが原作ではザップの袖を掴んで涙目で訴えかけてくるのに、アニメでは視線を移すだけになっていたのも頂けない。
こういう意味不明の改変をちょいちょい入れ込んでくるが、どれも必然性を感じないものばかりで理解に苦しむ。
 
その一方で、ドン・アルルエルに謁見するまでの時空が捻じれている空間演出は緻密な美術も相まって素晴らしかった。
プロスフェアーの駒にしてもディティールが半端なく、これだけの為に設定を起こしていると思うと感服する。
BGMもハイライトシーンに「第九」持ってきて驚かされましたが、これはこれで合っていたと思います。
 
ゲストキャストは今回も超豪華。
ドン・アルルエルに飯塚昭三さん。ウルツェンコに三上哲さん。大家に斧アツシさんとホント頭が可笑しい(苦笑)。
初登場だったK・K折笠愛さんが元々姉御系の役が多い事もあって想像通り。
でも抑揚の付け方にところどころ違和感がありますね。
声優さん本人というより音響監督の問題と思われ、他にもザップとチェインの痴話喧嘩や、スティーブンのテンションなどキャラや映像と乖離している事が多々あって本当に勿体無い。
つうか単純にセリフが聞き取り辛いシーンが多すぎます(;一_一)
 
例によってオリジナルキャラのホワイトはアバンと最後にしか出番がないのですが、原作のレオナルドは女っ気がなさすぎるので今のところ良いアクセントになっていると思う。
しかし今回のエンディングへの入り方は何なんですかね?。
余りにも唐突かつ無粋な切り替わりにガッカリしました。