『血界戦線』 第01話 「魔封街結社」

 

内藤泰弘さん原作の「技名を叫んで殴ったり」「鼻歌まじりに世界を救う」マンガ『血界戦線』が早くもアニメ化。

ええホント原作ファンとしてはストックそんな無いんで大いに不安なんです。

PVとかでアニメオリジナルキャラの登場も匂わせて正直嫌な予感しかしない(汗)。

 

さてレオナルドのモノローグから始まった第１話。

シリーズ全てが回想というパターンみたいですが、つまり1クールで最後までやるつもりなのか?。

いやそれはホント勘弁して下さい(冷汗)。

 

初回から原作3話分をまるっと30分に詰め込んだ所為でいろいろ説明が端折られていて、なんだかなぁ~って感じ。

ギャグシーンはバッサリ割愛されてるし、そもそもフェムトが仕掛けたゲームのルールも解り辛い事この上無い。

魔人の半身が結合すると世界が滅ぶという大前提もきちんと言及しないから「手始めに世界を救うのだ!!」というセリフも生きてこない。

ソニック(猿)ではなく蚤の方が本体というサプライズや、その事に気付いたレオナルドが潰すシーンもバンプの曲に埋もれちゃってるし…。

 

真面目な話、導入話は前後編でじっくりやって欲しかった。

そうでなければ『フリクリ』みたく、説明全部すっ飛ばして気持ちよさだけを追求するとかね。

世界観の説明なんて「カオスなんです!!」で良いんです!!。

 

でもまぁモブに『パシリム』の科学者コンビや『トライガン』の黒猫様がいたり、フェムトのリアクションが大げさになってたり、中村豊さん印のザップの超絶アクションなんかは良かったです、はい。

 

ちょい役で奈々さんやみゆきち。

エフェクト作監で橋本敬史さんが参加するなど本当にスタッフ&キャストは頭が可笑しいくらい豪華。

１話はちょっち残念だつたけど基本スペックは高いので２話以降に期待します。