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SHIROBAKO 第20話 「がんばりマスタング!」

 
初っ端から拉致された放浪演出家がジョン・マクレーンばりにダクトからの脱出を試みるも呆気なく矢野パイセンの御用となった『SHIROBAKO』第20話。
矢野さんの笑顔が凄く怖いです(汗)。
 
最終回の脚本会議において舞茸しめじさんの監督への当たりの強さに笑う。
アリアが再び飛ぶ為の展開を考える内、「自分たちは何故アニメを作るのか?」という話題にシフト。
前回の流れで各々アニメを作る理由を語るのですが、発言がリアルすぎてリアクションを取り辛い(汗)。
 
そんな中、密かに舞茸しめじ氏に弟子入りを志願していたりーちゃんはOPの伏線と共にサブタイトルを回収。
 
引き続き社内でアニメを作る理由を聞いて回るみゃーもりとりーちゃん。
テキトーなタローに安藤ちゃんの容赦ないツッコミが入って草不可避。
ムサニ内でのタローの序列どんどん下がってるなぁ~(苦笑)。
そして矢野さんの「変な人間ばっかりですよね~この業界。だらしない。大人げない。どうしようもない。カス、ゴミ、クズ」にゾクッとした私はきっとM。
 
文句ばっか言ってる平岡がりーちゃんに八つ当たり。
確かにぽっと出でチヤホヤされて気分悪いのは解るけど、帳尻合わせだけしてる癖に「ちゃんと仕事してる」とか自己評価してるのは寒いわ~。
電車内でアテレコするりーちゃんも怖い怖い。
 
やがて増長した平岡が円さんに喧嘩を吹っ掛けてさぁ大変。
円さんの「タローに描いてもらった方がマシだっつうの!!」で「呼びました~」と能天気に入室するタロー少しは空気読めww。
ここで沈黙を守っていた興津女史が並々ならぬ戦闘能力を発揮し場を納める。
ゴスロリ様といい、ムサニの女性陣は強いね。
 
その後、社長の「図星だったんだよね」という指摘で頭を冷やした平岡が円さんと和解。
あそこで「こっちも悪かった」と切り返せる円さんは大人だなぁ~。
でもまぁ平岡も平岡で過去に良い作品を作ろうと頑張ったのに、その努力が認められず捻じ曲がったっぽいので何とも言えませんな。
「首から上がちゃんと描けてれば客は満足なんだよ」というのは一部のアニメファンへ向けた指摘であり身につまされます。
 
一方、風邪をひいてお休み中のえまたそが妙に色っぽい。
マスクを付ける時の仕草や、久乃木ちゃんの相談に乗る姿には人妻の貫録があります。
誰か嫁にもらってやってください。
 
翌日、あんな事があったにも関わらず平岡に屈託なく話しかけるタローのメンタルの強さに脱帽。
文字通りのムードメーカーな訳ですが、なんだかんだ平岡もこの態度に救われてる気がします。
そんな2人を12話の担当に任免するみゃーもりの見事な采配。
毒をもって毒を制すですな!。
 
雨降って地固まったかは解りませんが(汗)、この一件から最終回の突破口が開ける
りーちゃんが関わった最終回の初稿も完成し終わりが見えてきましたが、同時に『SHIROBAKO』の最終回も近付いているので複雑な気分。
これほどまでに終わって欲しくないアニメは久しぶりです。