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『TEKKEN -鉄拳-』(2009年) -★☆☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: TEKKEN
製作: 2009年  アメリ
時間: 93分
監督: ドワイト・リトル  
脚本: アラン・B・マッケルロイ
音楽:  ジョン・ハンター
出演:  ジョン・フー(風間 仁)
    ケリー・オーヴァートン(クリスティ・モンテイロ
    ケイリー=ヒロユキ・タガワ三島平八
    イアン・アンソニー・デイル(三島一八
    カン・リーマーシャル・ロウ
    ダリン・デウィット・ヘンソン(レイヴン)
    ルーク・ゴス(スティーブ・フォックス
    ゲイリー・ダニエルズブライアン・フューリー
    マーセア・モンロー(カーラ)
    キャンディス・ヒルブランド(ニーナ・ウィリアムズ

あらすじ

強大な力を持った三島平八ケイリー=ヒロユキ・タガワ)率いる財閥が支配するアメリカの首都「テッケン・シティ」の外周にあるスラム街・アンビルで密輸をしながら生計を立てる仁(ジョン・フー)。
ある晩、財閥のロボット警備隊が突然彼の家に押し入り母を殺害。
残された仁は復讐の為、財閥が主催する武道大会への出場を決意する…。

予告映像

感想

日本発の同名格闘ゲームを実写化した『鉄拳』が年始に放送されたので観る。
格ゲーというジャンルはその性質上、映像化し難いジャンルの筆頭だと私は考えています。
とにかくストーリーが纏め難い。この一点に尽きます。
 
ご多分に漏れず本作もファンに総スカンを喰らい盛大にコケたらしいのですが、私としては同じく格闘ゲームを実写化した『レジェンド・オブ・チュンリー』なんかに比べれば遥かにマシな出来だったと思う。
例えコスプレ臭と違和感ありありのキャラクターや、醍醐味であるはずの格闘シーンに物足りなさを感じたとしても、取り敢えず起承転結のストーリーがあるだけ良い。
 
例によって登場する日本人は一様に「コノオトコ、ミタカ!!」「アナタノイッテルコトバワカノマセン!!」「チックショー!!」「ウゴクナ、アッチイケ!!」と片言の日本語を使い、「ほんまホテル」など意味不明な看板で更なる笑いを誘う。
前者は海外で通用する日本人俳優がいないので仕方ないが、後者に関しては30年前から一向に進歩しないハリウッドの理解力のなさに呆れるばかりだ。
今時ネットで調べれば専門家でなくても大抵の事は解るだろ?。
 
原作ファンはどう思ったか解りませんが個人的に主人公・風間仁を演じるジョン・フーが比較的日本人顔のイケメンだったので満足です。