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『ステキな金縛り』(2011年) -★★★★☆-

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新作の『清須会議』公開記念で放送された三谷幸喜監督・脚本作『ステキな金縛り』を観る。
 
言わずと知れた喜劇作家として多くのヒット作を世に送り出している三谷氏が2011年に手掛けた作品。
ある殺人事件を巡り深津絵里さん演じる三流弁護士VS中井貴一さん演じる凄腕検事の法廷バトルに西田敏行さん演じる落ち武者が証人として召喚されるというドタバタ劇。
 
映画というよりは舞台っぽい作風ですが、三谷さんはこういう限定された空間で展開する物語が本当に上手い。
超が付くほどの豪華俳優陣が驚くくらいのちょい役で出演している辺り監督の人望の厚さを感じる。
売れない役者に佐藤浩市さん、吹っ飛ばされるエセ陰陽師市村正親さん、出演時間が数分しかないドクター役に唐沢寿明さんなど、どう考えたって可笑しい(苦笑)。
 
西田さんの演技だか素なんだか解らない落ち武者も大変な嵌り役ですが、深津絵里さんが可愛くて仕方ない!!。
そのポンコツっぷりや喜怒哀楽がコロコロ変わる表情全てが可愛い!!。
(大事な事なので2回言いました)
 
彼女の前に立ちはだかるツンデレ中井貴一さんも良い味出してるし、死んだ愛犬の声がまさかの山寺宏一さんwwww。
エンドクレジットでこんな不意打ちを喰らうとは思っても見ませんでした。
 
最後の最後で草彅剛くんが降臨してちょっとした感動と笑いで綺麗に締め。
いやはやホント楽しかったです。