予備知識のない一見さんでも楽しめる敷居の広い作品ではなく端っから「ファンムービー」として作られた『劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟』のBlu-rayを発注ミスって1週間ばかり遅れて購入。
洋画なら新作でも格安で提供するワーナー・ホーム・ビデオだが、ボッタクリ価格で知られる日本製アニメなので安定の定価1万オーバー。
いや。まぁ。特典盛り沢山だから良いけどさ…。
パッケージは一昔前のバンビジュ劇場作品を彷彿とさせるBOX仕様。
ジャケ絵は原作の挿絵を担当する、はいむらきよたかさんの描き下ろし。
よくよく見ると上条先生、主役なのに後頭部しか写ってねぇ…(;´Д`)
裏面はこんな感じ。
ステイルも後頭部だけだ…(;´Д`)
中身はこんな感じで、恒例の切り出しフィルム。豪華ブックレット。複製台本などが納められています。
ブックレットはスタッフorキャストインタビューこそ載っていませんが劇中カットをふんだんに使用したフルカラー+60Pオーバー。
どういう訳かインデックスさんとアリサのお風呂シーンだけに見開き2ページ使ってて笑います。
んでもって気になるフィルムの絵柄はというと…↓
シャットアウラでした~\(^o^)/
最近キャラ率が高くて我ながら怖い。
いやホント外れらしい外れを引いた事がない。
んでディスク構成は本編BD(右)。特典BD(左上)。そしてサントラCD(左下)の3枚組。
本編ディスクにはオーディオコメンタリーや予告などの各種PV。
特典ディスクには恒例のバラエティ企画(43分)。座談会(11分)。舞台挨拶(新宿6分・立川5分)。公式が病気なインデックスたん(12分)とボリューム満点。
サントラには三澤紗千香嬢のミニアルバム「ポラリス」にも収録されていた「OVER」の劇中使用バージョン(アリサ&シャットアウラデュエットバージョン)がバッチリ納められているのも嬉しいですね。
本編は劇場で一度観賞済みなので取り敢えずオーディオコメンタリーで観直そうかと思います。
しかし本編90分ってそんな短かったっけか?。
あんな尻切れトンボにするくらいならもう30分延ばしてシャットアウラとアリサがどうなったかとか確り描いて欲しかったな…(;一_一)
・追記・
オーディオコメンタリーで再観賞。
改めて劇場版に相応しい映像の緻密さ美しさに感動。
公園通りでの一連の攻防やハイウェイでのカーチェイスなど前半部分のダイナミックなアクションシーンには舌を巻く一方、終盤の雑な構成はやはり納得がいきませんね。
監督にもオファーを出したらしいのですが「喋りは専門ではないので…」と断られたそうな。
結果として少数精鋭かつ勝手知ったる主要メンバーとあってトークは軽快。
昼間大怪我した上条先生が夜にはケロッとしている事や、宇宙空間での神裂さん無双からの大気圏突入シーンにツッコミ入れたりとリアクションが我々と全く同じで笑います。
女性陣2人が劇場版でステイルさんの株が上がったと評価していましたが、なんだかんだサブキャラの中だと一番出番多かったですよね。
クライマックスではシャットアウラに対する上条先生の鉄拳制裁に女性陣ドン引きで必死に釈明する阿部さんが可笑しかった(笑)。
モブキャスティングの豪華さに触れたり、男型オートマタに小野大輔くんを脳内キャスティングして盛り上がったりと、声優オタ向けな内容でニヤニヤが止まらない。
このコメンタリーを収録したのが『超電磁砲S』の「シスターズ編」終了直後とあって、劇場版の裏話に絡めそちらの話題も飛び出し非常に聞き応えがありました。