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『攻殻機動隊ARISE』製作発表会を見たんだ。

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ニコ生で『攻殻機動隊ARISE』製作発表会を視聴。
「ARISE」というタイトル通り時間軸は「A.D.2027」となっており原作を含めた全ての攻殻の前日譚に位置する事。
ガンダムUC』と同じ2週間限定イベント公開+Blu-ray会場先行販売+1話50分×4部構成で展開する事。
そしてキャストが総入れ替えされる事が発表されました。
 
 
I.Gの石川社長から提案を受けた士郎正宗さんがプロットとキャラクターデザインを上げたのが企画の始まりで、それを冲方丁さんと黄瀬和哉さんが煮詰めて映像化に取り組んだそうです。
デザイン面で黄瀬監督は『GHOST IN THE SHELLの線を意識したそうですが、映像を見る限り沖浦啓之さんよりも『イノセンス』の西尾鉄也さんの絵柄に寄っている気がするのは私だけでしょうか?。
 
公安9課結成前の話ですが主要メンバーは全員登場。
しかしキャストは事実上の総入れ替えとなっています。
ただ草薙素子を演じる坂本真綾さんは『GHOST IN THE SHELL』・『S.A.C』と歴代シリーズで少佐が幼女の義体(コドモトコ)を使う際に声を当ていたので、ある意味では続投と考えて良いかもしれません。
 
その他のキャスティングは
荒牧大輔:塾一久さん。バトー:松田健一郎さん。トグサ:新垣樽助さん。イシカワ:檀臣幸さん。サイトー:中國卓郎さん。パズ:上田耀司さん、ボーマ:中井和哉さん。
とかなり思い切った変更がなされています。
 
時間軸的には『GHOST IN THE SHELL』の2年前になるので「そのままでも良いのでは?」という意見もあるでしょうが、田中敦子さんを始め大塚明夫さんや山寺宏一さんなど主要キャストは貫録が付き過ぎてしまっているのもまた事実で、そういった方達が「始まりの物語」を演じる事が果たして正解なのか?。
なかなか難しい判断だったと思います。
 
現時点ではまだアフレコ作業は行われていないそうですが、この変更がどういった結果をもたらすのか?。
保守的なファンは早くも批判していますが本編も観ないで文句を言うのは筋違いでしょう。
 
個人的に今回の変更は必然だったと思うので新キャストによる新しい攻殻に期待しています。
第1話「攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain」は6月22日よりイベント上映&ネット配信開始です!!。