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『アレックス・ライダー』(2006年) -☆☆☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: STORMBREAKER
製作: 2006年 イギリス/アメリカ/ドイツ
時間: 93分
原作: アンソニーホロヴィッツ 
監督: ジェフリー・サックス
脚本: アンソニーホロヴィッツ
音楽: アラン・パーカー
出演: アレックス・ペティファー(アレックス・ライダー)
    ユアン・マクレガー(イアン・ライダー)
    ミッキー・ローク(ダリアス・セイル)
    ビル・ナイ(アラン・ブラント)
    ミッシー・パイル(ナディア・ヴォール)
    アリシア・シルヴァーストーン(ジャック・スターブライト)
    サラ・ボルジャー(サビーナ・プレジャー)
    アンディ・サーキス(ミスター・グリン)
    ダミアン・ルイス(ヤッセン・グレゴヴィッチ)
    ソフィー・オコネドー(ジョーンズ夫人)

あらすじ

両親を亡くしたアレックス・ライダー(アレックス・ペティファー)は育ての親である叔父イアン・ライダー(ユアン・マクレガー)の交通事故死をきっかけに実はMI6の諜報員であった事を知る。
幼少の頃より武道や語学などを仕込まれていたアレックスの素質に目を付けたMI6は彼をスカウトし叔父の追っていたミッションを引き継がせようとするのだが…。

予告映像

感想

HDDレコーダーに蓄えられた映画消化月間で日テレ深夜の「映画天国」で放送された『アレックス・ライダー』を観る。
 
007を生み出したイギリスでベストセラーを記録したらしいスパイ小説を実写化したこの作品。
ユアン・マクレガーミッキー・ロークビル・ナイダミアン・ルイスといった豪華面々が出ているので気になっていたのですが、蓋を開けてみればビックリするくらいお子様向けの内容で面喰いました。
 
軽い乗りに山も谷もない安っぽい展開。カートゥーンの様なテッテコテのキャラにオーバーなリアクション。
タランティーノの『スパイ・キッズ』と良い勝負かもしれない。
 
モデル畑から大抜擢された主演のアレックス・ペティファーは動けるイケメンでドニー・イェンの振り付けした自動車工場での格闘シーンはなかなかの物。
だが、それ以降はこれといった見せ場もなくアクションシーンも実に退屈。
ミッキー・ローク演じる悪党も小者臭が半端ない為クライマックスにおけるカタルシスもなし。
完成度的には精々テレビ映画が良い所でしょう。
 
アレックス・ペティファーのファンであれば彼が出ずっぱなので間違いなく楽しめるでしょうが、それ以外の人には取るに足らない作品ですね。