旧いまここにあるもの

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2012年秋のアニメ新番あれこれ・ノイタミナの2作品。

取り敢えずノイタミナ枠が始まってこれで全部出揃った感じ。
 
他にも典型的ラノベ作品って感じの『さくら荘のペットな彼女』とか、『イカ娘』っぽい『ガールズ&パンツァー』とか、露骨なブラコンアニメ『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』なんかも観たけど、クオリティはおいといて既視感しか感じなかったですね。 
というか今期UHF系作品なのにMX止まりでtvkにネットされない作品が多過ぎるだろ!!。
 
ちなみに『ハヤテ』・『めだか』・『ヨルムンガンド』は続編なので割愛。
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犯罪者になる確率を分析し、事件が起きる前にその人物を裁く。
言わずもがなフィリップ・K・ディック原作でスピルバーグが実写化した『マイノリティ・リポート』なんかを思い出す設定の本作。
 
総監督・本広克行(『踊る大捜査線』)
キャラクター原案・天野明(『家庭教師ヒットマンREBORN!』)
脚本・虚淵玄(『Fate/Zero』『魔法少女まどか☆マギカ』)
製作・プロダクションI.G(『攻殻機動隊』『東のエデン』)
主題歌・凛として時雨(音楽通大注目バンド)
とまぁ売れっ子・話題の人揃いで超豪華。

特殊な銃を向けると相手の犯罪者としての濃度が測定され一定値までは電気ショック。それを超えると即人肉ミンチの出来あがり。
にしても「サイコパスが濁る」という表現に「ソウルジェム」を連想したのは私だけか?。
魔女になるか犯罪者になるかの違いですね!。
 
しかし物語の冒頭からして『イノセンス』のセルフパロディで笑いましたよ。
ヘリが摩天楼を見下ろすように飛び装甲車が到着して隊員が降り立ち香港風味な裏路地で標的を射殺する。
これは押井守ファンを公言する本広氏の仕業でしょうか?。
 
正直な話スリリングではありましたが、これといった目新しさは感じない第1話でした。
クオリティもそこまで高いとは思えなかったですし、すべてが数値で判断される管理社会の恐ろしさとか風刺してるけど、先も述べたように既存の作品で散々描かれてきましたから別にって感じ。
 
まぁこの作品は2クール(22話)らしいので長い目で観て行きましょう。
『ギルクラ』みたいにダレない事を願いつつ…ね。

『ROBOTICS;NOTES』

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CHAOS;HEAD』・『STEINS;GATE』のスタッフが手掛けた同名ゲームをプロダクションI.Gがアニメ化。
「科学アドベンチャーシリーズ」と銘打った上記作品群と世界観を共有している為、一部のキャラクターが登場するといった魅力がある本作ですが第1話の時点ではまだまだ何が起こるか解りませんね。
 
アバンで終盤のエピソードに言及しつつ本編はipad的なガジェット使ったり(現実拡張視のメイド服ヒロイン萌え)、ゲームやったり(映像が地味に凝ってる)、学校側に部費を要求したり、謎の電波美少女(「その目だれの目」とな!!)が登場しただけですからねぇ…。
 
てな訳でゲーム未プレイの私は語れる点が少ないのですが、予想以上に作画が美しく安定していたように思います。
クオリティで言えば『サイコパス』より全然良かった。