雷電を主役に据え社外で制作されていてる『METAL GEAR RISING REVENGEANCE』を尻目に先頃行われたシリーズ25周年記念イベントで上映された小島秀夫監督が自社開発の「FOXエンジン」を用いて直々に制作している『METAL GEAR SOLID GROUND ZEROES』の最新映像の配信が公式に始まりました。
「待たせたな」
のセリフと共にスネークがカムバック!!。
続編はやらないと言いつつこれで何作目でしょうか?(苦笑)。
ムービー中の会話にチコやパス、そしてスネークの通信相手としてカズが登場する事から時系列が『METAL GEAR SOLID PEACE WALKER』の後である事が解ります。
故に今回も「メタル・ギア・ソリッド」と言いつつ主役はソリッドではなく、その父親的な存在に当たるネイキッド・スネーク=ビックボスというややこしい事態に陥っており『METAL GEAR RISING REVENGEANCE』の様にいい加減タイトルから「SOLID」を外すべきでは?と思わずには居られません。
公開された映像はムービーシーンからシームレスにプレイパートへ以降する驚異のグラフィックを見せつけながらも、即敵に発見されて終了するというダメ・スネークっぷりが笑いを誘います。
アメリカの収容所に捕えられた少年(チコ?)、現地を査察する顔が焼けただれた謎の人物、投げ捨てられるFOXのワッペン、タイトルが爆心地を意味する「GROUND ZERO」の複数形など、意味深な情報が多数開示されましたが、それらが何を意味しているのか現時点では不明であり続報を待つしかなさそうです。
続報と言えば予てから噂されていた実写版『METAL GEAR SOLID』の制作も同時に発表されましたが、主演俳優や監督などが一切公表されていない事を考えると、こちらはあんまし本気にしない方が良いでしょうね。
同じ様に「ハリウッド実写化!!」と言って凍結したプロジェクトは腐るほどありますし、あの世界観を表現するだけの資金集めも上手く行くとは思えませんので…。