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岡崎武士 『レッツ☆ラグーン』 第2巻 (講談社・ヤンマガKCスペシャル)

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貞本義行さんが某新世紀な作品の指令と副司令の会話を引用した推薦文が付いていた前巻から2年近いスパンを開けて岡崎武士さんの『レッツ☆ラグーン』第2巻が出ました。
今回はアニメフリークとして有名な山崎貴監督からのコメント付き。
 
んで本編ですが思いの外ちゃんとタイムトラベル物になっていて驚き。
前巻では無人島漂着物語と思わせて実は…という障りの部分だけだったんで「どーすんのこれ?」と思ったんですが、ちゃんと伏線回収したりして謎だった部分も一本の線に繋がるのよね。
キャラクターが限られており盛り上がりに欠けると思っていたら、ヒロインの姉・衣舞瀬ミキや主人公に想いを寄せる肉食系女子の神山ノリが参戦して、かなり賑やかになりました。
 
別作品で例えるなら『涼宮ハルヒの憂鬱』のジョンスミス的な感じで主人公が過去に戻って自分自身を送り出し、その上で島に残された衣舞瀬チカを救出しようとするんですが「そうそう上手くはいかないんじゃないの?」って所で今回も終了。
 
ノリは前から主人公が好きで親友のチカにその事を相談していたんだけど主人公はチカに惚れているという恋のトライアングルが見事に完成。
再会と同時に修羅場を予感させつつ、はてさて次巻はどうなる事やら…。
(というか何時出る事やら…)。