現在公開中の『~サヨナラノツバサ~』で遂に完結した「劇場版マクロスF」。
その劇中歌とBGMを収録したラスト?アルバム
ジャケットのふつくし過ぎるアルトが目を引くこのアルバム。
御丁寧に「netabare album」と銘打っている訳ですが、帯にはダメ押しで
「映画を観てから聴いていただくとよりお楽しみいただけます。」
との注意書きまで入れる徹底っぷり。
収録曲はこんな感じ。
私の記憶が確かなら最後の2曲以外、本編で使用された通りの順番で収められています。
映画同様シェリルのエロすぎる「禁断のエリクシア」で幕を開ける本作。
BGM「the isle of mayan」を挟み雰囲気は一転、ランカの可愛さが爆発するライブシーンで流れた「虹いろ❤クマクマ」&「恋はドッグファイト [FIRST LIVE in アトランティスドーム]」へ突入して行きます。
そして「Get it on ~ 光速クライmax」とBGM「ねじれトラウマ」を経て「島アイモ」に続きます。
迎えたラストバトルの初陣を飾るのは「放課後オーバーフロウ」。
物語のクライマックスを彩るタイトルチューン「サヨナラノツバサ ~the end of triangle」は7分19秒という大作であり「the end of triangle」の部分が三角関係の終焉を暗示しているのが興味深い。
ランカが歌うエンディングテーマ「ホシキラ」から、シェリルコールでスタートする「dシュディスタb」への流れは曲中の台詞を含め映画本編のアフターストーリーである事を予感させてくれます。
最後はオーケストラアレンジの「F refrain」と「ダイアモンド クレバス ~ thank you, Frontier」で締め。
普通に聴いても密度の濃いアルバムですが、映画を観た方であれば曲と共に様々なシーンを思い出し劇場で体感した興奮や感動が蘇る事請け合い。
帯の注意書きに嘘偽りはありませんでした。