「TBS系 金曜ドラマ 『SPEC』 オリジナル・サウンドトラック」 音楽：渋谷慶一郎 ガブリエル・ロベルト

 

主題歌CDに続いて『SPEC』のオリジナルサウンドトラックを購入。

何気に実写作品のサントラを買ったのってこれが初めてだったりします。

近場に売っておらず取り寄せを依頼していたのですが、まさか最終回直前で入荷するとは…。

もしや私のSPECが覚醒したのだろうか?(笑)。
 

 

「TBS系金曜ドラマ SPEC～警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿～オリジナル・サウンドトラック」

 

01 「SPEC－Main Theme－」
02 「The Stimulation」
03 「Nonomura's Theme」
04 「Righteous Crime」
05 「SPEC－frozen with electronics－」
06 「Awkward Incidents」
07 「One Note Evil」
08 「Miso Flavor Boiled Dumplings with Worcester Sauce」
09 「Ballad」
10 「Prepared Void」
11 「Secret Shadow」
12 「Throbbing Brain」
13 「SPEC－Suffering－」
14 「The Very Ending」
15 「Destruction and Proliferation」
16 「Abnormal Ability Blues」
17 「追憶の歌 Solvents&orbits remix」
18 「Spiritual Uplift」
19 「SPEC－symphonic－」
20 「Fast Forward」
21 「Truth And Solution」
22 「SPEC－Strings version－」

 

電子音楽を得意とする渋谷慶一郎さんと、中島哲也監督作品の音楽を担当した経験を持つガブリエル・ロベルトさんの共作である今回のサントラ。
しかし実際は堤作品の常連コンポーサーの方も多数参加されています。

 

収録曲に関しては全22曲と中々のボリュームですが、ドラマのタイトルと同じ「SPEC」という楽曲が各種アレンジを含めて5曲も収録されているので其処までバラエティに富んだ内容とは言えません。

一(にのまえ)が能力を発動した際に流れるマルトゥッチの「追憶の歌」もリミックス版しか収録されておらず本編で使われたバージョンが入っていないのも残念orz

見岳章さんが担当した『ケイゾク』の毒々しく鮮烈な名BGMの数々と比べるとやはり見劣りしてしまうのですが、ピアノやストリングスを多用した美しい旋律によって構成された楽曲は一味違った魅力を放っており良い意味で差別化が出来ている様に思います。

 

ドラマ本編は残り僅かとなりましたが主題歌アレンジCDやBD-BOXの発売も控えていますし、当分はこの作品に貢ぐ事になりそうです(笑)。

嗚呼～最終回どうなるんだろうなぁ～。