『UVERworid／AwakEVE』

前作『PROGLUTION』が電子音や打ち込みを多用したアルバムだったの対し、再びバンド・サウンドを効かせた印象の『AwakEVE』。

このタイトルには「革命前夜」という意味が込められているそうだ。
なかなか挑発的かつ意味深で、ともすれば次のアルバムへの期待感を煽ってしまいそうなタイトルだが、
UVERが仕掛ける「革命」の片鱗がしっかりと詰まったアルバムになっておりました。

恒例の初回盤DVDには『Roots』『激動』『恋いしくて』『儚くも永久のカナシ』に加えボーナストラックで『99/100騙しの哲』のMUSIC CLIPを収録。
そして『Roots』『儚くも永久のカナシ』の２曲はメイキング映像まで入った豪華な内容。

ここで目を引くのは斬新な映像で度肝を抜いた『儚くも永久のカナシ』のメイキング映像だろう。
『儚くも～』は全編スチール写真を繋ぎ合せ動画として見せる構成となっており、分かり易く行ってしまえば写真でパラパラマンガを作っているのだ。
この手の込んだPVの裏側が覗けたのは１映像ファンとして興味深かった。