#04 『対外折衝』 感想。

・やっと出ましたねアザディスタン第一皇女マリナ・イスマイール、彼女の国アザディスタン王国はかつて化石燃料＝石油で巨万の富を得ていた中東の国々が、
太陽光発電システム導入と共に外貨を獲得する術を失い経済と共に国内情勢も不安定になった為、復興を目的に統一された新興国家。
マリナ自身はソレスタルビーイングの理念には賛同出来ない様子、今回だけだと押しの弱い娘という印象。
話が進むにつれて彼女がどう国を建て直していくのかも見所の１つとなるのかも。
そしてOP映像での刹那との関係、今後刹那とどう出会い２人が変わっていくかも気になります。

・しかし根谷さん声のお付きの女性はやたらとマリナに突っ掛かってましたが、彼女の事快く思っていないのかな?。
でもそのツンツン具合には萌えましたよ(笑)。

・刹那が沙慈の名前を覚えていたのには驚きました、前回でも確りと自分の名前を名乗ってましたし意外と人懐っこい奴なのかな?。
それに比べて沙慈くんは刹那の名前も覚えてないし、政治の話も判ってないし、まだまだお子ちゃまみたいですね(笑)。

・人革連のソーマ・ピーリス嬢が登場、なんか元居た部署の名前からして人体改造でもされた娘なのか?。
しかしセルゲイとのコンビが『ガンスリ』みたいで萌えますな～(笑)、おっさんと少女の組み合わせは堪りません!!。　

・グラハムのフラッグがオーダー通りキッチキチにチューンされてました。
深緑の機体カラーもカッコイイ!!、性能を上げた故にパイロットへの負荷が高くなってる様ですが、グラハムは「望む所だ」と自信満々。
後半エクシアに奇襲を仕掛け、惜しくも取り逃がしてしまいました。
やはりフラッグで水中戦は無理か、早くガチやってほしわ～。

・しかし刹那には「エクシア何処に隠してんだ!!」とツッコミ入れたい。
走って港まで行って服着たまま潜るもんだからビックリしたわ～、しかもある程度外洋に出てからエクシアを浮上させるかと思ったら、ほとんど岸際で飛び出すもんだから驚いた。
いくら人気の無い倉庫街でGNドライブでレーダーに映らないからって無用心すぎでしょ?。

・各国の思惑が交錯し、イレギュラーであるソレスタルビーイングすら政治利用してしまう世界。
ラストで絹江の「世界は簡単じゃない」のセリフには重みと説得力がありました。
今回は正にサブタイトル通りのストーリー、20分弱でこれだけ濃い内容を詰め込む黒田さんの脚本力に脱帽。
『00』は回を増す毎に政治的な側面も取り込んで大人でも楽しめるストーリー。
一方でMSのアクションなども忘れず単純に観ていても面白い。
このバランスは観ていてとても心地よいです。

・そして次回はアレルヤがメインのお話、いまの所まったく素性の判らないガンダムマイスター４人の過去がどう描かれて行くか楽しみです。