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『セルラー』 ★★★☆☆

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スタッフ&キャスト

原題 CELLULAR
製作 2004年 アメリ
時間 95分
監督 デヴィッド・R・エリス
脚本 クリス・モーガン
音楽 ジョン・オットマン
出演 キム・ベイシンガークリス・エヴァンスウィリアム・H・メイシージェイソン・ステイサムノア・エメリッヒ 、エリック・クリスチャン・オルセンジェシカ・ビール 、リチャード・バージ 、マット・マッコーム 、ブレンダン・ケリー

あらすじ

お調子者な性格が災いし、彼女に愛想つかされたライアン(クリス・エヴァンス)。
その日も海岸でナンパをしていた彼の携帯に、見ず知らずのジェシカ(キム・ベイシンガー)と名乗る女性からの電話が掛かって来る。
話によると彼女は数人の男に誘拐され、どこかの建物の屋根裏部屋に監禁されているらしい。
こうしてライアンは携帯に出てしまった事で、見ず知らずの女性の誘拐事件に巻き込まれて行く…。

感想

着信一件事件の元です(笑)、電話ネタの映画は多々ありますが今作もその内の1つ。
といっても幽霊からの呪の着信でも、思い上がった人間を懲らしめるスナイパーからの電話でもありません(笑)。
被害者からの電話を、全く関係無い1人の若者が受けてしまった事から始まるサスペンスです。

展開は無駄が無く、故にスピーディーで、飽きさせない。
バッテリーが切れそうになったり、他の携帯と混線したり、トンネルで電波が入らなくなったり…、正にこの通話が命綱!!。
通話が途切れないようにしつつ、女性を救おうと主人公は奔走し、それと同時にジェシカも知恵を使い犯人達に抵抗します。
キム・ベイシンガー迫真の演技に脱帽。
ウィリアム・H・メイシーは妻の尻に敷かれた定年警官役がピッタリはまってました(笑)。
時間に見合った充実感を得られると思います、EDも洒落てますよ。

中盤で犯人達が同じ監督作品の『デットコースター』をTVで観てたとこは笑いました。
あとジェイスンとエヴァンスの格闘シーンですが、どう見てもエヴァンスの方がマッチョで強そうだった(笑)。