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『アンダーワールド:エボリューション』 ★★☆☆☆

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スタッフ&キャスト

製作年 2006年 アメリカ映画
本編時間 106分
監督 レン・ワイズマン
脚本 ダニー・マクブライド
音楽 マルコ・ベルトラミ
出演 ケイト・ベッキンセイルスコット・スピードマン 、トニー・カラン 、ビル・ナイ 、シェーン・ブローリー 、デレク・ジャコビ 、スティーヴン・マッキントッシュマイケル・シーン

あらすじ

前作でヴァンパイアの長を殺したセリーン(ケイト・ベッキンセイル)は、ライカンとヴァンパイアの混血マイケル(スコット・スピードマン)と共に同族の手から逃れる日々を過ごしていた。
そんな時、幽閉されていたヴァンパイアの始祖マーカスが復活を遂げる、
マーカスはかつてヴァンパイアの手によって同じく幽閉された、弟にして最初のライカンであるウィリアムを復活させるため、"鍵"を知るセリーン達に襲い掛かるのだった…。

感想

前作を観ていないと殆どストーリーに着いていけないと思う、完全に前作ありきの作品なので注意。
ただ単純に美女とケダモノが戦う話と思って観れば損はしない筈。

自分としては前作よりは楽しめたが、前作同様これといった見所は無い作品でした。
強いて言えばケイト・ベッキンセイルの美貌でしょうかね?、吹き替えだと声が田中敦子さんでますますGOOD!!(笑)。
あとはライカンへの変身シーンのVFXとかかな~、あれはなかなかでした。
舞台は前作と違い、森とか遺跡とかがメインだから絵的にとにかく地味なのです。
ストーリーも何がメインか解らない、意味の無いラブシーンがあったけどアレ必要?、ラストも結局投げっぱなしですし…。
アクションも敵にいくら弾丸ぶち込んでも倒れないから、殆ど取っ組合いのケンカ状態です。
このシリーズ出て来るヴァンパイアがとにかく弱いんですわ!!、銃に頼りまくってますしね。
んで今回はヴァンパイアの大元の強敵が出てくるんですが、強いと解って相手するのに主人公達は口径のちっさい銃器ばっか装備していくんですよ。
「バケモノ相手にするならデザートイーグルとか44マグナムとか対戦車ライフル位用意しとかんかい!!」とツッコミまくりでした(笑)。
ヘルボーイ』と『ブレイド』を足して、スケールダウンして出来た作品と言えば映画好きなら解ると思う。
結構グロイシーンもあるので弱い人は注意!!。

さて監督のレン・ワイズマンですが新作は夏公開の『ダイハード4』です、予告を見る限り無茶苦茶なシーンの連発で「これはギャグなんですか?」と思ってしまった、ものすごく不安。