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『ウルトラヴァイオレット』 鑑賞

2002年『リベリオン』で多くのアクション映画ファンの度肝を抜いた、カート・ウィマー監督最新作。
監督 カート・ウィマー
出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ 、キャメロン・ブライト 、ニック・チンランド 、ウィリアム・フィクトナー

あらすじ

突如人類を襲った新種のウイルス、そのウイルスに感染した人々は寿命が極端に短くなる代わりに身体能力が飛躍的に向上するという効果があった、彼等の能力を恐れた政府は感染した人々を隔離し弾圧していったが、それに反発した感染者達は自らを"ファージ"と名乗り、人間政府と激しく対立していくのだった…
時は経ち"ファージ"の中でもトップクラスの能力を持つヴァイオレット(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、
政府が"ファージ"を抹殺するために開発した"秘密兵器"を重要施設から奪い出すのだが、その兵器の正体とは、まだ幼い"人間の子供"だった…

感想

う~~~~~ん、なんと言ったら良いのでしょう、決して面白くない訳ではないのですが微妙、予告編の出来は良かったのに…。
今作はかなりCGが多様されているのだが、どのシーンも制作費の問題か、はたまたスタッフの問題か、
とても痛々しい仕上がりでした、特にバイクチェイスのシーンはヒドかった、『トルク』のクライマックスを思い出しました、CG使ってないシーンとのギャップが凄い。
この監督は毎回制作費に恵まれないのか、『リベリオン』でもDVDのコメンタリーで資金があればアクションシーンを増やせたと言っていたし…。
そしてメインのアクションシーンですが、どれもイマイチでした。
全体を通してアクションシーンはかなり多いのだが、何故かグッと来ない、それは殺陣と衣装の所為だと思う、(さすがにヘソ出しハイヒールな衣装はちょっと…)
個人的に『リベリオン』張りのモノを期待していたのですがそれは高望みしすぎだったかな~、(やはりガン=カタを使えるのはベールだけか?)
だけどもストーリーは思ったより確りしていましたし、「おっ!!」と思うシーンもそれなりにあった、
リベリオン』と比べると残念ながら完成度は下だと思うが、1つの作品として観れば、まぁまぁな出来ではないかと思います。
がんばれ!!、カート・ウィマー!!、次回作期待してるぜ!!。