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『ラスト・ウィッチ・ハンター』(2015年) -☆☆☆☆☆-

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■スタッフ&キャスト■
 
原題: The Last Witch Hunter
時間: 106分
製作: 2015年 アメリ
監督: ブレック・アイズナー
脚本 コリー・グッドマン マット・サザマ バーク・シャープレス
音楽: スティーブ・ジャブロンスキー
出演 ビン・ディーゼル(コールダー)
    イライジャ・ウッド(37代目ドーラン)
    ローズ・レスリー(クロエ)
    マイケル・ケイン(36代目ドーラン)
    オーラブル・ダッリ・オラフソン(ベリアル)
    ジュリー・エンゲルブレヒト(魔女の女王)

■あらすじ■

倒した魔女の呪いで不死になったコールダーは、中世の時代から800年、ある組織のために魔女ハンターとして戦い続けていた。そんなコールダーを、ドーランと呼ばれる神父が見守り続けていたが、36代目ドーランが何者かに殺害される。37代目を継いだ新ドーランとともに犯人を探すコールダーは、先代ドーランの死が魔女の女王によるものと知り、復讐を誓うが…。

■予告映像■

■感想■

ワイルドスピード』だけで十分食って行けるヴィン・ディーゼルが不死身の魔女ハンターを演じた午後ロー感が半端ない『ラスト・ウィッチ・ハンター』を鑑賞。
中世に魔女と戦い不老不死の呪いを掛けられた主人公のヴィン・ディーゼルですが、毛根はサービスの対象外だったようで数百年経った現代においては何時ものツルツルスキンヘッドになっていて笑わずにはいられない。
とにかくこの作品ストーリーが雑で魔女たちとの協定といった設定もおざなりなら、『トランスフォーマー』っぽいガシャガシャしたロボットもどきや、『アイ・アム・レジェンド』的な荒廃したNYの風景などビジュアル面が他作品からの流用ばかりで目新しさ皆無。
トリプルX』や『ピッチブラック』の頃はアクション俳優としてブイブイ言わせてたヴィン・ディーゼルも車の運転ばかりしているから動きにキレがなくなり、終盤の展開や決着のつけ方もやっつけ過ぎて、およそカタルシスと呼べるものが存在しないのも致命的。
ブレイド』のようなキレッキレのアクションもなければ、『コンスタンティン』ほど世界観が凝っている訳でもない。
観終わって何の印象も残らない残念作で久し振りに時間を無駄にしたと後悔しました。
本当イライジャ・ウッドマイケル・ケインは、どうしてこんな作品に出演してしまったのだろうか?。