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『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015年) -★★★☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: Mission: Impossible - Rogue Nation
製作: 2015年 アメリ
時間: 132分
出演: トム・クルーズ(イーサン・ハント)
    ジェレミー・レナー(ウィリアム・ブレント)
    サイモン・ペッグベンジー・ダン)
    ビング・レイムス(ルーサー・スティッケル)
    ショーン・ハリス(ソロモン・レーン)
    アレック・ボールドウィン(アラン・ハンリー)
    サイモン・マクバーニー(アトリー)
    トム・ホランダー (イギリス首相)
    イエンス・フルテン(ヤニク・ヴィンター

あらすじ

CIAやKGBをはじめとする各国の元エリート諜報部員が結成した秘密組織「シンジケート」の暗躍によって、イーサン・ハントの所属するIMFはまたも解体の危機に陥ってしまう。
後ろ盾を失い追われる身となったイーサンだったが、シンジケートへ潜入しているMI6の女スパイ・イルサ、そしてIMFの仲間達の協力を得て再び世界を救う困難なミッションに挑む。

予告映像

感想

制作・主演を務めるトム・クルーズのライフワークとも言えるミッションインポッシブルシリーズ第五弾『ローグ・ネイション』を観賞。
監督には『アウトロー』でタッグを組み、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の脚本も手掛けたクリストファー・マッカリーが抜擢されています。

中国資本で制作された為、OPクレジットに中国企業のマークがデカデカと映し出され、一瞬「観る映画間違えたか?」と思ったの私だけではないはず。
初っ端から宣伝などで使われまくったトム・クルーズが輸送機の外壁にしがみ付いたまま離陸するアクションシーンが炸裂するのですが、何の脈絡もなく唐突に始まり終わるもんだから話題作りの為にやっているようにしか見えません。
このシリーズにはトム・クルーズがスタント自慢するシークエンスを盛り込まないといけないルールでもあるのだろうか?。

原点回帰とも言える地に足の着いたストーリーや、アクションシーンにコメディ要素を盛り込むなど、ここ最近のシリーズとは一線を画す作風には好感が持てるのですが、作に引き続きIMFが機能しない状況に追い込まれるマンネリ展開や、CIAがその存在すら感知できない組織を単独で探り当てるイーサン・ハントのチートっぷりには首を傾げるばかり。

数々の秘密ガジェットや楽器型ライフル、『M:I-Ⅱ』以来となるバイクチェイスなど見所は多いものの、醍醐味であるチームプレーやクライマックスのカタルシス、観終わった後の満足度は前作の方が上でした。