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『顔のないスパイ』(2011年) -★★☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: The Double
製作: 2011年 アメリ
時間: 98分
監督: マイケル・ブラント
脚本 デレク・ハース マイケル・ブラント
出演: リチャード・ギア(ポール・シェファーソン)
    トファー・グレイス(ベン・ギアリー)
    スティーブン・モイヤー(ブルータス)
    オデット・ユーストマン(ナタリー)
    スタナ・カティック(アンバー)
    クリス・マーク(エットオリバー)
    テイマー・ハッサン(ボズロスキー)
    マーティン・シーン(ハイランド

あらすじ

米ワシントンで上院議員が殺害される事件が発生し、その手口から死んだとされている旧ソ連の伝説のスパイ、カシウスの存在が浮上する。
事件の謎を解明すべく召集された米ソ冷戦時代に活躍し長年カシウスを追い続けた元諜報部員ポールは、若きFBI捜査官ギアリーと組んで捜査にあたるのだが、やがて驚愕の事実が明らかになる…。

予告映像

感想

ずいぶん前に午後ローで放送された『顔のないスパイ』を観る。
最初は『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』(裏切りのサーカス)のような作品を想像していたのだが、蓋を開けてみれば物語のカギを握る伝説のスパイ「カシウス」の正体が序盤であっさり判明し別の意味で驚かされた。
そこがネタバレしても問題ない作りになってはいるのだが、予告映像などで堂々と宣言するのは如何なものか?。

物語上「カシウス」の正体はさほど重要ではなく、そんな彼の報復の行方と、姿を見せないもう1人のスパイの存在がポイント。
古参と新米」「追う者と追われる者」「スパイの掟と人の情」
予測不可能などと謳っていますが、ぶっちゃけカシウスの動機は在り来たりだし、後半のどんでん返しにも既視感ありあり。
ただ全体としては手堅く纏まっておりそれなりに楽しむ事ができました。