あらすじ
ケンカして和解しないまま父親が事故で他界した小学6年生の少女ももは、母のいく子とともに親戚の暮らす瀬戸内海の汐島に引っ越してくる。
父が残した「ももへ」とだけ記された書き掛けの手紙と共に空虚な日々を過ごしていたももの前に、突然イワ、カワ、マメという3人組の妖怪が現れる…。
予告映像
感想
映像はとにかく緻密で写実的な背景美術と実写と見紛うキャラクターの動きなど流石のクオリティ。
ただストーリー自体はさほど盛り上がらず、妖怪トリオも見た目が濃い~割に印象に残る活躍をしなかったのが惜しい。
クライマックスの展開にしても、ももの心情は察しますが「ああいった無謀な行動を大人が許しちゃダメだろう」と思わずにはいられない。
もしこれで、ももの身に何かあったら残された母親は今度こそ立ち直れないでしょうに…。
全体としては「良い話」なのですがところどころ「?」な部分も散見し、オチなどもぶっちゃけてしまえば「よくある話」。
ファミリームービーとしては良いかもしれませんが、それはそれで妖怪たちのビジュアルが若干エグイので小さなお子様は泣き出してしまうかも?。