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『ホワイトハウス・ダウン』(2013年) -★★★☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: WHITE HOUSE DOWN
製作: 2013年 アメリ
時間: 132分
監督: ローランド・エメリッヒ
脚本: ジェームズ・ヴァンダービルト
音楽: トーマス・ワンダー 、ハラルド・クローサー
出演: チャニング・テイタムジョン・ケイル
   ジェイミー・フォックス(ジェームズ・ソイヤー大統領)
   マギー・ギレンホール(キャロル・フィナティ特別警護官)
   ジェイソン・クラーク(エミール・ステンツ)
   リチャード・ジェンキンス(イーライ・ラフェルソン)
   ジョーイ・キング(エミリー・ケイル)
   ジェームズ・ウッズ(マーティン・ウォーカー)
   ニコラス・ライト(-)
   ジミ・シンプソン(-)
   マイケル・マーフィ(-)

あらすじ

大統領ジェームズ・ソイヤー(ジェイミー・フォックス)を警護するシークレットサービスを目指すも、不採用となってしまった議会警察官のジョン・ケイルチャニング・テイタム)。
不採用だったことで幼い娘を悲しませたくないと、気晴らしも兼ねて彼女を連れてホワイトハウスの見学ツアーに参加する。
だが、そこへ謎の武装グループが乗り込み、瞬く間にホワイトハウスを制圧した上に大統領とケイルの娘らを人質にして籠城。
未曽有の事態に全世界が混乱する中、ケイルは単身武装グループに挑む。

予告映像

感想

『エンド・オブ・ホワイトハウス』と共に2013年のホワイトハウスぶっ壊し映画として公開された『ホワイトハウス・ダウン』を観る。
監督はアメリカを何度もぶっ壊した安心と安定のローランド・エメリッヒ

件の『エンド・オブ・ホワイトハウス』は中途半端にリアリティを出そうとした脚本が酷かったのですが、こちらは良い意味でバカ一直線なので好感が持てます。
お決まりの内通者。
イムリミットを宣言しておきながらそれを平然と破るテキトーさ。
そして「『ザ・ロック』かよ!!」と思わずツッコミを入れたくなるシチュエーションから傾れ込む、ご都合主義的なクライマックス。
既存のアクション映画の焼き増しという意味では『エンド・オブ・ホワイトハウス』といい勝負ですが、妙に個性的な脇役などキャラも立ってますし、バディムービー的な主人公と大統領の掛け合いなど娯楽要素をきちんと抑えているのはポイント高し。
何よりテロリストグループをアラブ系テロリストや北朝鮮工作員といった外国人にせず自己完結していたのも潔い。

後に残るものはないが取り敢えず132分間退屈しない典型的なポップコーンムービーでした。