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『魔法科高校の劣等生』を3話まで観て思った事。

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さて今期スタートしたラノベ原作の中では知名度が一番高いと思われる『魔法科高校の劣等生』も3話目まで放送されました。
ここまで観て来た率直な感想としては、主人公がイケメンかつ、チートかつ、クールなもんでこれっぽっちも感情移入出来ないなと…(汗)。
 
この手の作品における主人公というのはある種のパターンに準じて作られる物なのですが、その中で「司波達也」はかなり異端で驚かされます。
某ジャンプマンガで例えるならナルトじゃなくてサスケが主人公やってるみたいなもんで、要するに普通だったらライバルポジションなんですよね、この人。
無論それをダメだと言うつもりはありませんが、個人的には2話で瞬殺された副会長の方が主人公然としていてよっぽど好感が持てました(CVが木村良平くんだし)
 
劣等生と言いながら評価対象とならない部分の能力はずば抜けていて向かうところ敵なし状態だし、「強くなる」=「成長する」という過程をすっ飛ばしているのでワクワク感も皆無。
弱い主人公というのもイライラしますが、「強くてニューゲーム」な主人公というのもハッキリ言って物足りません。
見せ方を工夫してくれればそれも有りだと思いますが、中村くんのイケメンボイスでクールな台詞を吐くもんだから、むしろ「ぎゃふん」と言わせたくなる(笑)。
ラッキースケベもさらっと流すし、2話で「妹を恋人にしたい」と真顔で冗談を言った時は「なんだコイツ?」と思った男性視聴者も多かったのではないか?。
 
冷静に考えるとこの作品って「少年マンガ」というよりも「少女マンガ」的な要素の方が強いですよね。
完璧なイケメンに憧れる妹ちゃんを主人公として考えると、全ての設定に納得がいくのですが意識しているのでしょうか?。 
 
そんな妹ちゃんも3話で兄様にめちゃくちゃアプローチしてましたが、いろいろ大丈夫なのだろうか?(汗)。
もっとプラトニックな恋愛感情なのかと思ったら、冗談交じりではあるものの下着姿で抱きついたりしてこの娘完全に女として落としに行ってるじゃない?。
おまけに一級フラグ建築士なお兄様が他の女性とイチャイチャしている姿に嫉妬して「お仕置き」するなど醸し出されるヤンデレ臭。
なるほど、だからCVが早見沙織さんなのか(えっ?)。
 
あと1つ気になったのが、この学校の優等生って全員ではありませんが、どいつこいつも差別意識が強く好戦的でルールを守りませんねぇ…(;一_一)
3話なんて剣道の勝負で負けた腹いせに超振動ブレードで女生徒に斬りかかるとか(CVが杉田くんで笑った)クズ過ぎて「こんな奴等即退学にするべは?」と本気で思います。
優等生と持て囃され増長しているからそこ劣等生である司波竜也が生徒会役員に選出されたという説明もありましたが、これ軽く学級崩壊でしょ?。
つうか大人(先生)の存在が恐ろしく希薄で問題起こした生徒の取り締まりも生徒会に丸投げしてるし、その辺りの事情に言及するシーンとかありましたっけ?。