相変わらず日曜日のアニメラッシュがエグすぎ。
取り敢えず実生活に支障をきたさないよう心に響かないアニメは積極的に切ろうと思います。
『魔法科高校の劣等生』
第三次世界大戦後、魔術が確立された世界を舞台に描かれる学園物。
(というかまた場所が多摩・立川方面なのね)
(つうかこれキャストが『俺妹』とかなり被ってる)
世界観の説明や学園内での優等生と劣等生の確執など1話できちっとやってくれたので掴みは十分。
キャラクターデザインは原作イラストを担当するアニメーターの石田可奈さん(『アクエリオンEVOL』など)が直々に担当しているので安定感がある一方、制作が『魔法戦争』でやらかしたマッドハウスなのでいろいろ不安です…(;一_一)
偏見かもしれませんが少女マンガ原作でこういうタイプって珍しいですね。
『レイアース』とか過去になかった訳ではないのですが最近とんと観てないような…。
主人公も能動的だし、この手のファンタジーって観ていて懐かしい気分になります。
調べたところ原作者の椎名橙さんが直々に描き下ろした前日譚を映像化したとの事で作り手の本気具合が伝わって来ます。
『ハイキュー!!』
現在「週刊少年ジャンプ」で連載中の古舘春一さん原作のバレーマンガ『ハイキュー!!』がまさかの日5枠で放送開始。
種目は違いますが『黒バス』の第2期が終わった直後なので、その視聴者が流れてきそうな気が…。
種目は違いますが『黒バス』の第2期が終わった直後なので、その視聴者が流れてきそうな気が…。
相変わらず近々のVOMIC版からキャストを一新していて「なんでやねん!」って感じで、いくら担当部署が違うとは言え一度決めた物をころころ変えるのは止めた方がいいと思うぞ…(;一_一)
制作は『テニプリ』(製作協力)や『黒バス』といったジャンプのスポーツマンガ(前者はもはや格闘ギャグ漫画ですが)を担当して来たプロダクションI.Gなのでさすがのクオリティ。
よく動いていて気持ち良かったし、古館さんの独特の絵柄も上手く落とし込んでいたと思います。
目下気になる点は原作ストックが圧倒的に少ない(2014年4月時点でたったの10巻)という事で、スポーツ物はアニメにするとあっという間に巻数を消化してしまうので心配です。
何クールやるか解りませんが終盤はオリジナル展開になるのでしょうか?。
『ガルンガンティア』の鳴子さんもそうですが最近こういう人選が増えてますね。
いろいろぶっ飛んでいた『スタドラ』に比べると比較的まともに感じられましたが、鈴村・真綾夫妻にそのままカップル役をやらせたり、縦笛吹く幼女に導かれて主人公がロボットに搭乗したりとネタっぽいシーンが散見するのは流石です(笑)。
謎だらけで何一つ説明されない第1話ですが、謎の敵が襲来する中、主人公の少年がロボットに乗り出撃していく超王道展開にはワクワクが止まりません!!。
それにしてもこれだけの売れる要素がありながら、どうしてアニメイズムや日5でやらなかったのだろうか?。
正直『ブレイ○アンドソ○ル』なんかより、こっちの方が絶対視聴者受けすると思うのだが…。
タイトルが示す通り一週間毎に記憶がリセットされてしまう少女と、そんな彼女に好意を抱いた少年の切ない物語。
水彩画を思わせる優しい絵柄が素晴らしく、相手を傷付けまいと孤独に生きてきたヒロインと、繰り返される別れを承知の上で彼女を支えようとする主人公の直向きさに心打たれます。
家族との記憶や学業などの知識は対象にならないなど都合のよいルールがある辺りはフィクション然としていますが一種のファンタジーとして観れば問題なし。
こういう雰囲気の作品、私は大好きです。
死亡・友情・恋愛。
あらゆるフラグを視覚的に捉え、それを折る(回避)する力を持った主人公が活躍するラブコメ作品。
メタフィクション的な発想はとても面白いのですが、絵柄や展開を含め所謂「ハーレム萌え作品」然とした作りなので好き嫌いが分かれそう。
この設定って使い方によっては真面目な物語も作れた気がするんですけどね。
全体のクオリティは『のうコメ』と同等といったところで、ちょっと微妙でした。
エロ枠なのですがイベントにエガちゃんを呼んだ功績と、オープニングを担当する遠藤会の為に1話だけ観る。
当然、視聴継続する気など毛頭ない。
スタッフ的には『ハイスクールD×D』で良くも悪くも原作の絵柄を再現する気なし。
健全などどこ吹く風、画面に差し込む謎の光のオンパレードとエロネタの応酬。
お色気ロボットアニメといえば過去に『ゴーダンナー』などがありましたが、本作はデザインがダサい上「お約束」を盛り込んでいないので、そういった方面の燃えはなし。
公式サイトの作りを含め、お馬鹿アニメとして割り切れば許容できるのかもしれませんが私はもう結構です。