何時からこんな真面目アニメになったのかと驚くばかりの第11話。
初期の頃に比べネタが減り面白おかしく書けなくて私自身かなり鬱憤が溜まっております。
旅立つ十花お姉ちゃんにハグされる勇太が恨めし…いや羨ましい!!。
例の脅迫テープ(笑)も返還されて一安心?。
誰がどう見たって無理しているのが解る脱・中二病六花。
家族を心配させまいと振舞う姿はむしろ中二病全開の頃より痛々しく感じます。
新しい友達を作ろうと努力するなどノーマルになって万々歳のはずが明らかに元気がない。
輝かしい高校生活も「どんより」とした雰囲気に一変し、勇太との関係も余所余所しいものになってしまいました。
家族の前でだけ普通にすれば良いのに、この不器用さが実に六花らしい。
モリサマーさんの「無理してるんじゃないの」という分析通り、どうにも意固地になっている節がありますね。
勇太も勇太で「眼帯外せ」って言い出した手前、負い目を感じ六花に相談されても答えが全部お決まりの定型文で実にもどかしい。
そんな中、凸守だけが六花が無理しなくていいよう中二病に戻そうと奮闘するのですが、そこで最後のアレですよ。
あのね勇太くん世の中には「優しい嘘」だってあるんだよ?。
ここは流石に凸守に同情しましたが、同時に六花は本当に良い友人を持ったなと羨ましくなりました。
やり方は下手ですが誰よりも正面から六花と向き合っているのに、それを正論という暴力で挫くダークフレイムマスターマジ鬼畜!!。
傍から見たら高校生が小学生泣かしているようにしか見えないよ!!。
まぁそんな勇太くんも自分の不甲斐なさには気付いている様ですし、これだけ鬱屈した展開を続けたんだから最終回は失意の六花を救い出して気持ちよく終わって欲しいもんですね。