旧いまここにあるもの

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作:上山徹郎 『ミツヨシ完結編 下』 (集英社)

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知る人ぞ知る超技巧派作家・上山徹郎さんが描き出す至高のアクションコミック『隻眼獣ミツヨシ』が2002年の連載開始から打ち切り・移籍と言った紆余曲折を経て遂に大団円を迎えました!!。
 
世界観・物語・キャラクターなどは前作『LAMPO-THE HYPERSONIC BOY-』の方がエンターテインメントしていると思いますが、味わい深さで言えば『ミツヨシ』の方が間違いなく上。
静と動・現在と過去が交錯するラストバトルは連載開始当初から足掛け8年間追い掛け続けて来た者としては本当に感慨深い物があり、更に肉感を増した上山先生独特のムッチリとした女性キャラクターも最後の最後まで美しかった!!。
 
これにて上山先生の作品も一旦見納めだと思うと寂しい限りです…。
次回作が何時何処で始まるか現時点では見当も付きませんが、私はその時を辛抱強く待ち続けたいと思います。