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原作.新井円侍 作画.大岩ケンヂ 『シュガーダーク 埋められた闇と少女』 第1巻 (角川コミックス・エース)

涼宮ハルヒの憂鬱』以来6年振りにスニーカー大賞を受賞した話題のダーク・ファンタジー『シュガーダーク』
現在ヤングエースにて好評連載中のコミカライズ版第1巻が発売されたので早速購入して来ました。
 
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作画を担当しているのは乙一さんの『GOTH』や滝本竜彦さんの『NHKにようこそ!』など小説原作の漫画を多数手掛けている大岩ケンヂさん。
経験豊富かつ漫画家としても確かな実力を持った方なので読んでいて非常に安心感があります。
 
活字媒体が苦手な私は今回初めて『シュガーダーク』という物語に触れた事もあり原作との相違点等々を論う事は出来ないのですが、ダークという名を冠しているだけあって様々な形で描かれる「闇」がとにかく印象的で、この漫画版からも作品が持つ独特の空気感を感じ取る事が出来ました。
 
冤罪によって強制労働を課せられた少年兵・ムオルと人類の天敵「ザ・ダーク」が埋葬される墓地の墓守りをする謎の美少女・メリアの出会いを軸に展開するこの作品。
 
謎の存在「ザ・ダーク」が何故生まれたのか?。
そんな怪物達と戦い続ける秘密結社とは?。
そして夜にしか姿を現さないメリアは一体何者なのか?
 
読み進める内にグイグイ物語に引き込まれ、気付いた時には第1巻の巻末に辿り着いていました。
キャラクター&ストーリー共に魅力的で早くも次の展開が気になって仕方ありません!!。