旧いまここにあるもの

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2010年秋スタートアニメのあれこれ(『スーパーロボット大戦OG・『俺妹』・『荒川アンダーザブリッジ×2』・『百花繚乱サムライガールズ』・『えむえむっ!』・『おとめ妖怪ざくろ』・『侵略!イカ娘』)

今更ですが今期スタートのアニメって無茶苦茶多くねぇですかぃ?。
予約していて久しぶりに3番組どっ被りしててマジでビビりました(汗)。
これでまだ半分とか無いわぁ~。

   『スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター-』

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やっぱり監督は大張正巳さん。
独特のロボットパースと肉感的な女性キャラクター描写でこの人の右に出る者はいませんからなぁ~。
OPは言わずもがなJAMprojectが担当してるしスーパーロボット物としては正に黄金コンビでしょう。
 
ただロボットを手描きするのは色々とリスクが高いですから、このクオリティを何処まで維持出来るかが問題となってきそうです…。、

            『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

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今期1~2を争う話題作と言っても過言ではない『俺の妹がこんなに可愛いわけがない
容姿端麗、文武両道、さらには中学生でありながらファッション誌の読者モデルまでこなす出来過ぎた妹が実はガチオタ(しかも妹属性)だったという、ありそうでなかった?設定と固有名詞を多用したリアルなオタク描写が受けに受けている同名ライトノベルのアニメ化作品でございます。
 
萌える萌えない云々の前に、桐乃の言動が色々な意味で他人事とは思えず身につまされる思いです。
やっぱ「オタク」ってなるものではなく気付いたらなっているものですよねww。
 
桐乃が紹介するゲームの元ネタが殆ど解ってしまう私は多分勝ち組。
というか一部のPCゲームは実名で登場していてスタッフロールに有名ソフトハウスの名前がずらっと並んでいて笑いました。
一応、桐乃は中学生って設定だからガチだと色々ヤバイ気がするんですがねぇ…(苦笑)。
 
「かーずSPとアキバBlogが悪いのよ」という原作で話題になった台詞も再現されていて爆笑。
エンドロールで妹が兄と一緒に妹を攻略するエロゲをプレイするというシチュエーションが実にシュールで、「添い寝する妹を布団から蹴り出す」という選択肢を選んだ京介が桐乃にボコられ見事にゲームと真逆の状況になった時はヤバかったです。
 
アニメーションとしてのクオリティも非常に高く、気になって作画陣を見てみたら総作監協力の欄に『コードギアス』や『ガンダムUC』で活躍している千羽由利子さん・中田栄治さん・森寛之さんの名前がクレジットされていて驚きました。
しかも「総作画監督」「総作監協力」「作画監督」「作画協力」「原画」「第2原画」という劇場アニメばりの編成とか、どんだけ気合い入ってるのよ?。
 
前評判が高かった分どうなるか心配していたのですが、予想以上の出来に大満足です。

        『荒川アンダーザブリッジ×2』

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タイトルはこれで「荒川アンダーザブリッジブリッジ」と読むらしい。
 
第2期だからと何が変わる事もなく引き続きゆる~い河川敷での生活が描かれます。
相変わらず豪華なキャスティングと無駄によく動く作画が素晴らしく、更に数を増した住人達のボケを1人で捌くリク(というか神谷浩史くん)のツッコミも冴えわたっておりました(笑)。
 
初っ端から色々と笑わせて頂きましたが、何と言っても星がマ○オよろしくスターダッシュした時は深夜なのに大爆笑。
やっぱコイツ等おもろいわぁ~。

         『百花繚乱サムライガールズ』

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スタッフ的にも原作的にも『クイーンズブレイド』と同系統の作品。
それ故に露骨なエロ表現が多いのですが案の定、地上波版では修正されまくっています。
 
ただ作品の性質を生かし映像に墨を撒き散らした体で修正したのは、出所不明の湯気や光源不明の逆光といった違和感バリバリの物でやられるよりかは画面的に大分マシに見えました。
 
個人的に必然性の無いエロを執拗に出した上、恥の上塗りの様に無茶苦茶な修正でアニメーションとして破綻した作品は観ているとイライラするので嫌いです。
TVという媒体をソフトを売る為の宣伝の場としか見ていない様で本当に腹が立ちます。
 
本作がそういった作品に該当してしまうのか現状ではまだ解りませんので、次回以降の展開で見極めたいと思います。 

                            『えむえむっ!』

 
美少女に嬲られて気持ち良くなるアニメですね。ええ分かります!!。
 
女の子は可愛いし作画も綺麗で良かったのですが、それ以上に目を引いたのは福山潤くんの変態演技!!。
(小鳥遊くんもこういう体質なら伊波ちゃんとフィーリング合ったのになぁ~ww)。
スタッフの頑張りもあって砂戸太郎の動きが凄い事になっており、嵐子ではありませんが「キモッ!!」と感じる事請け合い。
 
女性キャラのサービスショットは勿論なんですが、何故か野郎共が胸板チラ見せしてやたらとセックスアピールしているんですが狙っているのだろうか?。
ボコデレあり、男の娘あり、そこはかとないBL臭まで感じさせる。
オタ向けという意味では実に直球勝負な作りをした貪欲な作品ですね。 
私はそういうの嫌いじゃない。
 
OP&EDでサドorマゾをカミングアウトする辺り、本作のスタッフは本気ですよ!!(笑)。

            『おとめ妖怪ざくろ』

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やはりJ.C.STAFFと少女マンガの相性は良いですなぁ~。
原作ファンの方がどう思うかは解りませんが、アニオタ的に見ると毎回すごく丁寧な仕事をしているので好感が持てます。
 
半妖の少女と軍人の青年がコンビを組んで怪事件に挑むという設定にはそれ程新鮮味がありませんが、かなり綺麗な絵作りをしていたので2話以降も期待したいと思います。

             『侵略!イカ娘』

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なんというかアンニュイアニメ(苦笑)。
『ジャングルはいちもハレのちグゥ』や『ケメコデラックス!』を手掛けた水島努監督なので、どう転ぶか解りませんが1話だけだと取り立てて言う事はないかな?。
 
ただ1つ本編どうこうって話ではないのですが音響監督にジブリアニメや押井作品など大作アニメを手掛ける若林和弘さんの名前がクレジットされていたのには驚かされました。
私の記憶が正しければこの人はギャグアニメって担当した事ない筈なので、どうしてこのタイミングで引き受けたのか非常に気になります。
 
ホント作品とは全く関係ない話なんですがね…(苦笑)。