旧いまここにあるもの

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ベストアルバムを経てUVERworldが送り出す待望の5thアルバム『LAST』!!

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UVERworld通算5枚目となる最新アルバムが14日にリリースされました。
 
本来「最後・最終・終わり」を意味する『LAST』の名を冠したこのアルバム。
一瞬「えっ!!、解散するの?」と思った人もいるかもしれませんが、メンバーがこのタイトルに込めたのは「最後」=「完成した最高or究極の一枚」という意味なのだそうです。
 
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↑コチラは対象店舗購入特典のポスター。
 
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DISC:1
1. GOLD
2. world LOST world
3. スパルタ
4. 心とココロ
5. the truth
6. バーレル
7. ハイ!問題作
8. closed POKER
9. 哀しみはきっと (album ver.)
10. CHANGE
11. WANNA be BRILLIANT
12. 君のまま
13. GO-ON (2nd-mix)
DISC:2 (初回生産限定盤特典DVD)
1. 99/100騙しの哲 (MUSIC VIDEOS)
2. GO-ON (MUSIC VIDEOS)
3. 哀しみはきっと (MUSIC VIDEOS)
4. 99/100騙しの哲 (making VIDEOS)
5. GO-ON (making VIDEOS)
6. 哀しみはきっと (making VIDEOS)
7. 09.12.25 ~turn around with GOLD~ (special track)
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私は本作に収録された新曲を聴いて初期の頃にあった若さ溢れるバンドサウンド重視の面が弱まり、詩の内容を生かす方向へ洗練されて来た印象を強く受けました。
と言うのも今回の収録曲は聴き込めば聴き込んだだけ歌詞に込められたメッセージが胸に染み入って来る物が多く、逆に詩の内容を意識せず音で楽しめる楽曲は少なくなっていると感じたからです。
 
このアルバムの2曲目に収録された「world LOST world」の1節に
「これが最後の言葉になるだろう。そう思えばもっと言葉を大切に出来た…」
という部分があるのですが、これには非常に納得させられました。
要するに
「終わりを意識した時に初めて今この瞬間の大切さを感じる事が出来る」
という事なのですが、タイトルの『LAST』の意味合いとも通じる歌詞になっており、
メンバー自身もその事を強く意識して本作を制作したそうです。
 
聴き応えという意味では申し分ないアルバムなのですが、良くも悪くも全体的に大人っぽくなって来た印象で初期の頃のイメージを持ってこのアルバムを聴くと物足りなさを感じてしまうかもしれません。
これを売れてダメになったと思うか、彼等の新境地と取るかは人其々ですが、個人的には「言葉の持つ意味を大切にする」という初期の頃から一貫している部分はむしろ強まっていると感じる事が出来ました。